凍りつく静けさ

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19日からのコルベットパークでの瞑想リトリートに参加して、デリーに戻ってきました。1ヶ月半開けての連続参加だったので、どかーんという衝撃はなかったけど、その分深い静かな時間でした。

しかし何より寒かったー!!!


その前に滞在していたアルモラより標高が低いので、アルモラでしのげれば大丈夫だろうと踏んでいたら、湿気があって霧が出るので、アルモラよりも冷えました。乾いた寒さは北海道~関東の冬で馴染んでるけど、ああいう湿った体に染みる寒さは、慣れてなくてきつかった


でも、寒いとより深く瞑想に入れるのだという新たな発見もありました。笑

シャキーンと冷えた朝の瞑想タイムにショールで体全体を包んで座っていると、何にも音がしなくて、寒いのでどんどん内側に意識が向かっていく。深い霧の中で凍りつくような静けさが、しーんと降り注いでくるようでした。だからみんなヒマラヤの雪の洞窟で瞑想するんだね。


それ以前も20日間半リトリート状態だったので、内側に入っていきやすくなってたのか、時間もあっという間でした。以前は休み時間に、ヨガをしたりあれこれ用事を済ませていたのに、瞑想後も惚けている時間が長いのか、気がつくと次のセッションがみたいな。


リトリート期間中は、お願いすると花をデリバリーしてくれるという素敵な計らいがあり、毎日夜になるとロウソクを付けて、バラを見ながら過ごしていました。寒いせいか電気の供給量が少なく、夜でも電灯が暗い暗い。そうした中でバラの花を見ていると、その艶やかな色と花びらの美しさが、ハートに突き刺さってくるのです。晴れた昼に暖かな日差しを浴びていると、ああこの世界はなんて完璧なんだろうと、感動したり。五感に触れるものがみな、繊細に優しく、深く感じられてきます。


その分、戻ってきてデリーの喧騒に対応するのが、結構大変で

ひさびさに結膜下出血して、白目が真っ赤。やっぱりサイレントからいきなりデリーの喧騒に飛び出すのは、かなり神経に負荷をかけるようです。だから通常生徒たちは、リトリートの後アルモラに向かって、少しクッション期間を置くようですが、次回はそうした方がいいなと思いました。

何だかんだ言って瞑想って脳みそかなり使ってるんですよね。


とか言いつつ休む間もなく、明日また移動。

でも、ぼちぼち旅の区切りが見えてきました。


写真はリトリート中の友達だったバラの花。


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# by umiyuri21 | 2018-01-20 21:57 | ヨガ滞在記

グリーンターラ 2018

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2018年 あけましておめでとうざいます!
新しい一年への願いを込めてグリーンターラを描いてみました。グリーンターラは慈悲を司る菩薩として、チベットではとても人気があります。

去年の5月ダラムサラ近郊のDGL尼僧院に滞在していた時、ターラ仏についてこんな話を聞きました。

その尼僧院の本堂の壁面は、それは美しいターラ仏、そして女性の修行者や帰依者たちの絵で埋め尽くされていました。ブッダやミラレパなど一部は男性の姿もありましたが、8割方は女性たちばかり。その豊かな色彩と凛とした美しさに深く魅了されました。世界にたくさんの仏教寺院は数あれど、これだけ女性ばかりが描がかれている場所はあまりないのではないかしら?

その時私が「こんなに美しい女性や女神で埋めつくされている仏教寺院は、はじめてみました!」と言ったところ、一緒にいたアイルランド人の尼僧に軽く訂正されました。「厳密に言えば、ターラは女神ではないのよ。」
「ヒンドゥー教徒にとってはターラは女神でしょうけれど、仏教には女神はいないのです。ターラは私たちにとって女神以上の存在です。彼女は言ってみれば女性のブッダ、フェミニン・エンライトメントのエネルギーを体現しているのよ。ターラにはこういう言い伝えがあって、昔高貴で徳の高い女性がいて、彼女は深い慈悲の心を持って、祈りと瞑想を続けていました。そんな彼女に偉いラマ達が言った、あなたが来世で男性に生まれ変わったら、悟りを開くことができるでしょうと、するとこう答えました、いいえ私は来世も女性として生まれてきます、と。そして彼女はターラ仏になったのです。」

「ヒンドゥー教の神々というのは、怒ったり争ったり時には恋をしたりするでしょう?でも彼女はどんなことがあっても変わらない、完全なるエンライトメントと智慧を体現しています。そして、こうも言われているわ、密教の修行中にターラがありありとした姿で現れてきたとする、そしてもしもそのターラが本物だとしたら、彼女は自分が存在しないことを知っている、って。」

この会話のあと、ますます私はターラ仏に魅了されてしまいました。グリーンターラは片足は瞑想の姿勢をとり、もう片方の足は前に出し、助けを必要としている人がいたら、即座に行動する準備ができています。悟りと現象世界の両方に足をかける姿はまさに女性の叡智の体現だと思うのです。彼女の表現する豊かさと美しさ、そしてその中心にある、透明で広大な目覚めと智慧、本当の美しさとは表面上のものでなく、こうした不変の静寂さの深い中心で花開いていくものかもしれません。そのエネルギーを少しでも近くに感じたいと願いながら描きました。

私たちの内側にそれぞれ備わっているターラの智慧が、より一層深く豊かに花開いていきますように。

2018年がみなさまにとって素晴らしい年でありますように!
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# by umiyuri21 | 2018-01-01 14:15 | ヨガ滞在記

冬ごもり

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クリスマスですね!

アルモラはクリスマス感ゼロです。静かな日々を過ごしています。
そもそも初めにアルモラ来たきっかけは、アナディというポーランド人の瞑想の先生が住んでいたから。彼はもう10年以上ここに住んでいるけれど、アシュラムやセンターなどはなく、毎年11月と12月に瞑想リトリートを行い、その時に生徒たちが集まってきます。リトリート自体はここから車で3時間ほどコルベット・パークで行われるのですが、その前後の準備期間として、生徒たちがアルモラに滞在してサイレントに過ごします。私も11月に引き続き、1月からのリトリートに再度参加するつもりで来ました。

リトリートは10日コースと40日コースがあり、前回私は10日間コースに参加しましたが、ほとんどの生徒が40日の参加。11月のリトリートが11月9日から始まって、つい数日前に40日間が終了したばかり。私がアルモラに着いた時には、ちょうど40日リトリートを終えたばかりの生徒たちがゲストハウスにやって来て、社会とのクッション期間としてゆるいサイレンスで過ごしています。
11月の10日間のリトリートの後、私はデリーに行き、スリランカにビザを取りに行き、またデリーに帰って来てアルモラへやって来た。その間彼らはずっと瞑想してたんですね〜すごいわ。しかも生徒によってはこのまま1月からの40日リトリートにも続けて参加する人も少なくないらしい。計80日プラス間に3週間、約100日間のサイレンスです。

ちなみに私の隣の部屋には75歳の女性が泊まっていますが、彼女も40日×2回の参加組。しかも秋ぐらいから他の生徒が借りているフラットに滞在してサイレンスで過ごしていたそうです。半年以上ほぼ沈黙して瞑想し続けてるということ、一体何がそこまで...と聞きたいところですが、そうした無駄口を叩ける雰囲気ではありません。
リトリート期間中はメモで必要事項が伝達されるのですが、今もそれが続いていて、隣の彼女とはメモのやりとりでコミュニケーションしています。

私はリトリートもさることながら、このアルモラという場所に惹かれて静かに過ごしたくて来たので、別にがっつりサイレンスをやるつもりはなく、この状況に少し驚いています。
アナディのティーチングは難しいし、私も初めてなので色々と質問したいところなのですが...でもまあ今は40日のサイレンスから戻ったばかりで、あまり話したくないのでしょう。なので話し相手は宿の主人と、近所の雑貨店のおじさんくらい。

宿から歩いて3分くらいのところに、クマオン産のオーガニック商品を売る雑貨屋があり、そこで50ルピーでおいしいコーヒーが飲めるのでよく通っています。その店にはなんとアナログレコードのプレーヤーがあり、店のおじさんがいつもアナログレコードを聞いています。自慢の品らしくいつも大切そうに扱っています。昨日はアミール・フスローのスーフィーソングの後に、OSHOの講話を流していました。しかもアナログ盤、貴重ですよ!コレクションどのくらいあるの?と尋ねるとにやりと笑って、沢山あるよ、人に譲ってとよく言われるんだけど、絶対にいやだね、とのこと。音楽マニアってどこの国でも雰囲気一緒だな〜...笑

このアルモラという場所、かつてはアーティストやヒッピーたちの溜まり場だったと書きましたが、アルモラは英国植民地時代に作られた町で、イギリス人たちが眺めの良い場所に別荘を沢山建てていたようです。一年を通じて温暖で、今が一番寒い季節ですが、朝晩は冷えるもののヒーターひとつあればしのげるし、夏もそれほど気温が上がらないようなので、避寒避暑にちょうど良かったのでしょう。温暖な気候なのでハーブ類もよく育ち、ヒッピーたちが集うということは、そういう場所だったわけです、何と言ってもティモシー・リアリーですから。

今でもカサール・デヴィの村周辺は煙臭い場所のようですが、アナディはそうした雰囲気に生徒たちが影響されるのを嫌って、少し離れたクリーンな宿を指定して滞在させています。だからここはいたって健全。私が宿の主人にヒッピー時代の話を色々聞いたら、彼らはみんなスモークをやりに来てたんだよ。と嫌そうに話していました。「君がそんなことをしないのを願っているよ。」と念を押されてしまいましたもの。

なんだかやっぱり不思議な場所です。

こうして一人で部屋に籠って、絵を描いたり本を読んだりしていると、10代の頃を妙に思い出すのです。ここに沈んでいる70年代の香りがそうさせるのかもしれません。同時にあの頃、冬の部屋の中で、いろんなことに夢中になっていた集中力が蘇ってくる感じもします。確かに感覚が研ぎ澄まされる場所なのです。

アルモラに関する面白い記事を見つけたので貼り付けておきます。
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# by umiyuri21 | 2017-12-25 19:38 | 旅行

アルモラ 冬の旅

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Happy Winter Solstice !!

ウッタラカンド州 クマオン地方の山間部の町、アルモラに来ています。11月に引き続き、2回目の訪問。前回は1週間の滞在で足りなかったので、今回は3週間。今年の年越しはここで過ごします。
アルモラは日本ではほとんど知られていないけど、調べてみるとなかなかに興味深い土地なのです。アルモラは植民地時代にイギリスが作った町で、山の斜面に沿って街並みが続き、古い建物、細い路地や階段のアップダウンがあるマーケットはちょっと中近東のスークみたいでいい味わいがあります。

アルモラからさらに山を登り、山の尾根沿いにカサール・デヴィという村が広がります。素晴らしく視界の開けた気持ちの良い場所で、ここはかつてヒッピーやスピリチュアルな人々が集う場所として知られていました。
一番の有名どころはヴィヴェカナンダで、村の中心にあるカサール・デヴィテンプルで瞑想し、その時に高い境地に達したと言われています。他には「チベット死者の書」を初めて欧米に紹介したスニヤータ・ババというオランダ人。ビートジェネレーションの詩人、アレン・ギンスバーク、ティモシー・リアリー、ジョージ・ハリスンetc...なかなかのメンツです。

そしてドゥルガー女神を祀るカサール・デヴィテンプルのある一帯は、数年前 NASAの調査によって特別な磁場を持つ所と判明したそうです。これと同じ磁場の土地は世界でもマチュピチュ、ストーンヘンジだけだとか。確かに何となくUFOでも飛んできそうなエナジーなんですよね。

しかしその割にはあまり観光地化されていなく、尾根沿いにゲストハウスが分散しているという事情からか、ざわざわした感じは一切なくとても静か。
本当に不思議な静けさに包まれて居ます。今、これを書いている午後6時。周囲からほとんど音がしません。虫の声も風の音も。聞こえるのは、時折通り過ぎる人と、犬の鳴き声くらいです。

山々の広大な空間、きりっと澄んだ空気、静けさ、そして登っては沈んでいく太陽の美しさ、ドゥルガー女神を祀る寺院の強いエナジーに引き寄せられるように、戻ってきてしまいました。何より無性に、寒い場所で静かな時間を過ごしてみたくなったのです。

数日前のコラージュの会でも気がつくと、冬景色ばかり切り貼りしていました。基本的に熱帯の鬱蒼としたジャングルや地中海っぽい海の風景、ごちゃごちゃしたスークといった風景が好きなんですが...なぜ冬景色なんだろう、と考えて見ると、単に南インドの蒸し暑さに若干疲れてきた、というのがひとつ。そしてもうひとつ、自分の原点に立ち返ろうとしているのかもしれません。北国育ちの冬生まれ、生まれてきたのも一番気温の下がる夜明け前。冬は私にとって一番近い季節です。今年になって自分自身と本当に出会う、というというテーマが浮上してきたことと、寒い場所で静かに過ごしたいという欲求が生まれたのは偶然ではない気がします。

しばらくずっと暖かい場所で過ごしてきたので、冬服なんか持ってなくて、デリーでダウンジャケットやセーターを買い込んで、勇み足でやってきましたが、今年は特に暖かいらしく、東京の冬よりずっと過ごし易いです。今のところは。
山の中だからネット回線が致命的で、携帯はなんとか作動しますがFBに貼り付けられたリンクなんかは開けません... このブログは宿の主人が使ってるADSL回線を繋がせてアップしています。

みなさま素敵な冬至の日を!
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# by umiyuri21 | 2017-12-22 14:43 | 旅行

年末コラージュ大会

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すっかりグルガオンの友人宅で和んでしまい、ブログを更新するのも忘れています。元デヴァダシスタジオ仲間のAちゃんのお部屋、とっても快適なんですもの。

センスの良いインテリアに囲まれて、ぼーっと和んでると一日あっという間。夜はお香をたきながら、あれこれおしゃべりしてるうちに、気がつくと夜中近く。

12月のデリーは寒く、ヒーターを着けて暖かい部屋で読書などしている、冬っぽい暮らし方も、南インド生活の長い私には新鮮。あー冬ならではの内に籠る感じっていいわ。


昨日はイタリア大使館の文化センターのバザーで、インドでもここまでちゃんと作れるのね、というレベルのイタリア料理を堪能し、夜には他の友人宅へ出向いて、夕食をご馳走になりながら四方山話。タロットカードで悩み相談したりして、こういうひと時、心からくつろげる。


今日はAちゃんが毎年年末に続けているという、コラージュ作りを一緒に楽しみました。集めた雑誌を、ランダムにめくりながら目に付いた写真や言葉をどんどん切り取って行き、A3の紙に切り貼りして行く。あまり考えないで、どんどん直感的に手を動かしていくのがポイント。


手を動かして作業して行くことで、思考の働きを一旦休めて、より深いところにある、イメージや言葉にアクセスしていく。これから向かって行きたい方向性や、やりたいことに気づくとても良いツールになるそう。

目に付いたページや色、言葉をどんどん切り取っていって、心の赴くままんバンバン貼り付けいく、気がつくと一心不乱になって、紙くずに埋もれながら、夢中で制作してました。


出来上がったのがこれです。

改めて、眺めているとけっこう色々な事に気がつきます。

落ち着きたいと口では言いつつ、室内の写真をほとんど貼り付けていないなーとか。そして広大な空の風景や北国の写真を多く切り取っていて、インドでも北の方面を旅したいのかなーとか。などなどちなみにここに貼り付けたのと似た服を見つけたら、身につけると良いそうです。(え、白いビキニ?!笑笑)

なかなか面白いです。ぜひお試しあれー


このコラージュが描くように、来年も賑やかな一年になってくれるといいな。

1年後この作品を見直すのも楽しみですねー♬















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# by umiyuri21 | 2017-12-17 21:18 | 日々の暮らし

グルガオン



15年くらい前、まだまだインドは汚いというイメージが定着してた頃、デリー近郊にグルガオンという新興住宅地ができつつあると雑誌で読んだ。そこはインフラの整った綺麗な高級マンションや住宅が並び、ショッピングモールがあり、新富裕層の人たちが住み始めていると。へー、デリーにそんな場所ができてるんだなーと興味深かった。

ここには今、沢山の日本人が住み、働いている。私はいま、グルガオンに住む友人宅に泊めてもらっているが、彼女も日本企業の現地採用として勤務している。ここにいるとパハールガンジに泊まるのとは全く違ったデリーが見える。


着いた翌日に「お疲れでしょうから、銭湯に行きましょうよ。」と友人に誘われた。IDAホテルという日系ホテルの地下にお風呂があるらしい。行くと、日本のビジネスホテルの地下によくあるような、大きなお風呂。料金は500ルピー。日本のスーパー銭湯並みの価格だが、サウナやジャグジーがついているわけではなく、大きい浴槽のお風呂がひとつ。それでもインド旅行中は、浴槽に熱いお湯をたっぷりいれて浸かるなんて贅沢はできないので、かなりうれしい。ちなみに私がお風呂に入ったのは、前回日本に帰った半年前。


移動の疲れもとれて、体がホカホカになった。受付の前の冷蔵庫にはヤクルトが並んでる、一個20ルピー、つい買ってしまう。友人によれば、ヤクルトをインドに定させようとしているらしい。まあ乳酸菌飲料だから、インド人好きかもね。友人は外で待っていてくれたドライバーに、一本お土産で手渡す。「それ、好き?」と私が尋ねると「うん、悪くないよねー」と言っていた。

友人は会社から車を支給されていて、通勤は車が迎えに来る。プライベートの移動もエクストラを払えば、その車が使える。

会社まで車で15分、自宅も東京都内のワンルームマンションくらいの値段で、広々した部屋を借りて住んでいる。インドの布製品や工芸品をセンス良く飾ったステキな住まい。デリーは確かに空気が悪いし、まだ停電だって時に断水すらある。でも、都内で女性が一人で暮らし、このレベルの生活を保つのは簡単じゃない。実際友人も、インドに大きな期待をしている訳じゃないけど、物質的にも精神的にも日本より少し、余裕を持って生活できる、と言っていた。



グルガオンの周りには、和食屋もあるし、オーガニック系の食材屋もある。日本風のフワフワパンを売る店も。マーケット内の大きな八百屋をのぞいたが、かなり充実の品揃え。いつも和食を食べていればお金は吹っ飛ぶだろうけど、バランスを取りながら暮らせば、楽しい食生活を送れそう。少なくとも、ケーララの田舎に比べたら、もう何でもあるじゃん!って感じ。


デリーの少し滞在した後、山の方へ行くので、安い防寒着が欲しいと友人に尋ねたら、駅の近くにスポーツ用品店があるよと。広々したスポーツ用品店で、スキー用品、登山用品、ヨガウエアなどかなりの品揃え。ユニクロっぽいシンプルなフリースやダウンジャケットがそこそこお手頃価格で売っていた。パハールガンジで ボラれて買うより、ゆっくり見られてずっと良いものが買える。インド人のお客さんが、休暇に山にでも行くのか、ジャケットや帽子など大量にカゴに入れていた。


オートで友人宅に戻ろうとし、周りを歩いてみようと途中で降りた。そしたら迷ってしまった。15分ほどウロウロしているだけも、空気の悪さでクラクラしてくる。会社が車を支給するのも分かるわ。オートの兄貴に道を聞くと、もう近いけど、30ルピーで乗せていってやるよと、もう耐えられないので乗り込む。そしたらほんの一本裏の道を回っただけ、くそしょうがねーなーと30ルピー渡す。兄貴はニヤッと笑って去っていった。

インドは広い、人が多ければ暮らし方もさまざま。
















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# by umiyuri21 | 2017-12-15 23:00 | 旅行

嬉しい再会

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再びデリー。

11日の午後に無事にインドビザを受け取り、その夜中の便でインドへ。搭乗手続きの時、インドを出国するチケットが必要と言われて、持っていなかったので、急遽その場で買うというアクシデントはあったものの、なんとか無事にナマステインディア。

ネットが繋がればスカイスキャナーで安い航空券をすぐ探せるから、便利な世の中になったものですが、空港でなかなかwifiが繋がらなくて焦りました。毎度色々トラブっても、何とかなるのだから焦るなーと言い聞かせても、やっぱり焦る。そのうち度胸がついてくるのかな。


いま、グルガオンの友人宅に泊めていただいていますが、無事にインドに帰れた安心感からか、疲れがどっと出てベッドから起き上がれず。昼近くまで眠りこけていました。


コロンボでの最終日に嬉しい再会がありました。


私が一時期、日本で委託販売していたMasala TeeというインドのTシャツブランドのオーナー、Sheikha ちゃん。彼女と会うのは実に5年半ぶり。Masala Tee という可愛いTシャツブランドがデリーにあると聞いて、欲しいなーと思っていた矢先に、ニザーム・ウッディンダルガーで偶然彼女に出会ったのは、20122月のウルス祭の時。

とんとん拍子に話が進んで、Tシャツの委託販売をすることになり、その後Masala Tee Kawakii というラインのイラストも描かせていただいたのですがちょうどその頃、私の人生が激変時期に突入し、Tシャツ販売どころじゃなくなって、結果的に随分と彼女に不義理をしてしまいました。


それがずっと心残りで、彼女がその後コロンボに居を移した事は知ってたんですが、連絡を取りにくくてでもこの際だからあの時の事をちゃんと謝ろうと、帰り際ギリギリに連絡を入れたところ、彼女はとても喜んでくれて、快く迎えてくれました。

コロンボのご自宅に伺わせていただいたのですが、旦那さまが建築家ということもあり、驚きの素敵すぎる住まい。大きな窓から広がるのは手付かずの森で、家の中に池はあるし。私も世界各地の素敵住まいにお邪魔したことがありますが、これはかなりのレベルかと。


Sheikhaも、この数年はビジネスパートナーと分かれることになったり、大変な時期もあったようですがが、今は一人でMasala Tee を切り盛りしてました。仕事の仕方についてもためになるアイディアをいただきました。

新作を次々と打ち出すのではなく、自分の目の届く範囲で、納得のいくものを丁寧に売っていこうと考えているようです。


今のMasala Tee は以前のビビッドな色合いでなく、清楚で繊細な配色が中心になってます。私も新作を1着購入しましたが、ごく薄いパウダーピンクにブルーのプリント。おしゃれです♫ 素材もかなりこだわっていて、とても柔かなオーガニックコットン、身体に優しくフィットして動きやすい。

5年ぶりのブランクにもかかわらず、楽しい時を過ごしました!おかげで私の心のわだかまりも解けて、彼女のハートの懐の深さに感謝してます。

また会いましょう!











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# by umiyuri21 | 2017-12-13 18:11 | 旅行

今日のお部屋

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今朝、コロンボ戻ってきた。

早朝の列車に乗ろうとすると、入り口でお掃除しているお兄さんが、どこへ行くの?コロンボ?ストで列車ないかも、という。

えー、またそのセリフですかって焦ったけど、お兄さんは 、まあ、中に入って確かめてみたら。と別に騙すつもりもないみたい。

中に入ると普通に列車が停まってて、定刻発車。でも人に聞くとやっぱりストだと言う。列車は滞りなくコロンボへ着き、駅にもトゥクトゥクは普通にあったし、お店も開いてた。

どういうストだったのかしら?


今日のお部屋もAirbnb、ギリギリまで迷ってたら、安い部屋がどんどん埋まってしまい、やや予算オーバー。その分広くて素敵な部屋だ。屋上のワンフロアアパート貸切。キッチンもついてるし、広いバルコニーも。そして椅子とテーブル!


後から建て増した部屋らしく、キッチンもバストイレも、寝室とつながってなくて、いちいち外に出なくてはならないのが若干不便だけど、それはそれでアウトドア感があって悪くない。

オーナーは50代後半くらいのマダムで、一階は彼女が住んでいて、二階と屋上部屋を貸している。多分二階の方が使い勝手は良さそうだけど、もう埋まってた。


キャンディのお部屋は、マダムの手料理が食べられるという特典付きだったが、家族のど真ん中で寝泊まりしてる感があり、ちょっと気を使った。家の中を自由に歩き回れる雰囲気でもなかったし。ガシャッとドアを開けた瞬間に、あらどこか行くの?何か必要?って感じで。

お茶くらいは気ままに自由に飲みたいなーと。


なので、広いプライベート空間とキッチンが自由に使えるのはやっぱり有り難いなあ。いや何よりテーブルでパソコンが打てるこの快適さよ。

ここは住宅地の真ん中でレストランらしきものは辺りに見当たらない。スーパーで朝ごはんの食材は買い、夕食はチャイニーズのデリバリー、やっぱりインドの中華よりおいしい。


Airbnbは個人宅に泊まるので、トラブルがないように前払い制だし、個人の携帯番号などはAirbnb内のメールではブロックされたり、泊まった後にホストサイドから宿泊者のレビューが付いたりとか、普通のホテル泊とは勝手がちがうのだけど、現地の色んな家、色んな暮らし方を垣間見えるから楽しいです。各種のやりとりには現地SIM必至です。一応女性の一人旅なので、レビューがたくさんついてる部屋に泊まるようにしてます。男性一人暮らしの家の一角とかは避けるようにしています。だからホストの写真もちゃんと見ます。w

こうして世界各地の家から家へ、泊まり歩くことができるなんて便利な世の中になったものです。ネットのない時代から旅行してる私はしみじみ。


で、コロンボ。

今朝着いた時に、マダムに買い物や食事がしたいなら、マジェスティック・シティというモールがいいわよ、と言われた。トゥクトゥクで300ルピーくらいよって。

で、行ってみたら、最初に泊まった宿のすぐ近くで散歩ついでに既に入った所だった。なんか地味なモールだなーと思ってたんだがここがコロンボで1番いいモールなのか


ビザ受け取りまであと2日、快適なお部屋でゆっくり過ごそう。











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# by umiyuri21 | 2017-12-10 00:08

おにぎり見つけた

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キャンディを地味に散策しています。

先日はアーユルヴェーダのマッサージにも行った。宿の旦那さんが連れて行ってくれたところで、クリニックの上がマッサージセンターになってる。1時間全身マッサージとスチームバス10分でで4500ルピー(3,300円くらい)。マッサージは二人一組のアビヤンガじゃなくて、セラピストさんは一人。私が普段ケーララで行ってるカラリマッサージに比べたら、全然ソフトな感じ。

インドでアーユルヴェーダを受ける時は、素っ裸で紙のふんどし一つで木のベッドの上に転がされて、油まみれでされるがままって状態だけど。スリランカではちゃんと布を身体の上にかけて、マッサージする箇所だけ露出するという、日本のオイルマッサージと同じ方式。ベッドの上にも布が敷かれてて、インド式の木のベッド上にゴロンと寝て、かなり強いストロークでゴシゴシやるのとは大違い。使う油の量はその分少ない気がする。

スチームバスもインドの座って中に入る箱型じゃなくて、かまぼこ型で格子状になった台の上に寝転がり首だけ出して蓋を閉め、下から蒸気が出てくる。ちょっとラグジュアリーな感じ。

全体的に淡々と快適に全てが終わった。ちょっとゆるいなーと思ったけど、後からじわーっと来て、2日くらいぼーっとしていた。


昨日は近所の国立自然公園へ。道は整備されてるけど周りは自然そのままのジャングルで、気持ちよかった。敷地も広大で、高地のせいか蚊もいないし、物売り物乞いも現れず、快適に歩ける。

そのまま町に出て、老舗クイーンズホテルのカフェでお茶を飲む。コロニアルないぶした店内が居心地よくて、毎日のようにお茶をしてる。


スリランカではカレーデニッシュやカレーパフ、コロッケなどを並べるベーカリーがあちこちにある。この店はチーズトーストを注文すると400ルピーなのに、店頭に並ぶカレーデニッシュは40ルピーなのだ。しかもそれなりにおいしい。ふつうにコッペパンのようなパンも売ってる。ジャムパンもある。ボソッとしたカステラのようなバターケーキも。

カプチーノ300ルピーなのに対してミルクティーは40ルピー。だからチーズトーストとカプチーノだとお会計700ルピーのところ、カレーデニッシュとミルクティーなら80ルピー。前回はカプチーノを頼んで今回はミルクティーにしてみたら、ミルクティーの方が全然美味しかった。ジャムパンも買ってみたが、真っ赤なイチゴジャムとバター、なぜ南国スリランカでイチゴジャムなのか昔の日本のジャムパンそのまま。これはあまり美味しくなかった。


実はケーララにもベーカリーと名のつく店は町のあちこちにある。同じようにデニッシュっぽいパン類、ワダ、バナナフライなんか売ってるけど。パンの存在感が低すぎて、そこでパンを食べたことなかった。でもスリランカのパンはまあまあです。


インドにはカレーライスはない、と良く言うが、スリランカにはある。南インドのミールスにあたるメニューを、ライス&カレーと呼んでる。盛り付けは先日も書いたが、ナシチャンプルー風。でもご飯に直接カレーを盛ってるのがよりカレーライスっぽいではないか。

そして今日おにぎり発見!毎朝宿のマダムが朝食を作ってくれるが、今朝見た目そのまま、おにぎりが出てきた。中身はライスとココナッツ。日本のおにぎりみたいに手で持てるのではなく、ご飯はおかゆ状で柔らかい。エシャロットの赤いピクルスとともにいただく。まさに梅おにぎり。


うーん、こんなところに日本の食文化との共通点がこういうどうでもいいけど、意外な発見が旅の楽しさだったりするんですよね。



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# by umiyuri21 | 2017-12-08 00:54 | 旅行

旅を住処とする

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東京の住まいを引き払って、インドにやって来てほぼ一年たった。

去年の12月の満月の頃、東京を発ってティルバンナーマライへ着いた。ちょうど大きなディーパム祭りが終わったばかり(ティルの満月は一般より早め設定)、1年後どこで何をしてるのかなーと思ったのだが、スリランカでビザ待ちだった。


当初は数ヶ月くらい旅したらどこか落ち着き先を見つけようと思っていたんだけど結局一年ずっとあちこちウロウロしている。外見的には一向に何も落ち着いていないが、内面的には色々変化ががあったと思う。旅の最初に抱えていたテーマがここ12ヶ月でドーンと腑に落ちることがあり、それが何よりの、この一年旅の果実かもしれない。

もともと自分の内なる声をしっかりと聞く、という事がしたかったんだから。


内面の変化は外側にはすぐ出にくい、社会的に目立った変化がなければ、一体何の役に立つんだって思われても仕方がない。でも自分の存在の基底が変われば全てが変わる。8月にチベット仏教の講座に出た時に先生が言った言葉、「ただ座って瞑想して何の役に立つんだと思われるかもしれません。でも私たちは常に心を通して世界を見ているのですから、その心を変える事で、自分の世界が変わるのです。今までとは違った心で世界を見る人が一人でも増える事で、世界全体が変わるのです。」

それは本当にそうだと思う。分かりにくくて、理解もされないだろうけど、実は大切なことだって。


そうは言っても、現実的に今後どうするかは目下悩みのタネ。日本に一旦戻るか、もう少しインドで暮らすか、ずっと考えてる。実はデリーでひいた風邪が治りきらず、キャンディは夜意外と寒いので、どうも体調がしっくり来ない。そういう時は気分も沈みがちで、無性に3週間づつ住まいを変えている生活に嫌気がさして、少なくとも3ヶ月は同じところに住みたい!!って日記に大きく書いてみた。

でも、どこで?


1番長くいるのはケーララで、やっぱり自分にとって1番居心地が良いなーと思う。いろんな宿に泊まったけど、ケーララで定宿にしている「Ahimsa Garden Retreat 」より快適な場所には出会わない。食事もそう、ケーララのご飯が身体に合う。問題は蒸し暑すぎることと、ど田舎なので周りに外国人はおらず、隠遁状態になってしまうこと。でも自分にとって基本的に田舎にいて、時々社交生活をしに都会に行くくらいのスタンスが良いのかもしれない。


ヨガを始めたての頃、ジョシーが私に良く言ってた。毎日朝起きて浄化法をして、アーサナをして、綺麗な空気と綺麗な水、いいご飯があるところで生活できたら、何も問題は起こらないよって。

ごくごく当たり前の事だけど、旅生活(旅生活でなくとも)を元気に健やかに続けるためには、これを確保するのが本当に大切だなーと切実に思うこの頃。


朝浄化法をするための2リットルの綺麗な水とプライベートなトイレ

瞑想ができる静かでクリーンな環境

ヨガマットの敷けるスペース

身体に優しい菜食ごはん

これに快適なwifi環境が整えば文句なし!


もちろんいつも全部が整う訳じゃないけど、この1年これらが整うような場所をかなり意識して選んできたつもり。ほとんど寝込むことなく過ごせたのもそのおかげだと思っている。


でも、最近これにもう一つ是非加えたい条件がある。

快適なイスと机。

実はこれが意外と難易度が高い。ちゃんとライティングデスクのある部屋ってなかなかない。机があっても低すぎるか高すぎるかどちらかというパターン。なければベッドの上で絵を描いたりパソコン打ったりするしかない。そんな状態では、長時間作業では腰に来るし、さあやろう!という積極的な気分にもなりにくい。でも、机と椅子を揃えるとなると、やっぱりどこかに定住せねば、だよな。


内側の変化を外側に浸透させるという願いと、ちょっとだけ落ち着いて、快適な机と椅子のある生活を目指しつつ...

来年の今頃はどこで何してるかなー




























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# by umiyuri21 | 2017-12-06 00:24 | 旅行


旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。


by 若山ゆりこ

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