中東エキゾ飯大会
どうも震災のショックが一段落したゴールデン・ウィーク前後から、我が家のエンゲル係数は異常に上がっているような気がします。というのも、妙にご飯のお誘いや友だち同士の集いが多い。先行きが不透明な世の中、みんなで集っておしゃべりしたりおいしいものを飲み食いする瞬間に、楽しみを集中させているのかもしれませんね。
反対に、残る物にお金をかける情熱がちょっと薄れているのも確か。高い服買っても、放射能の雨に当たったら汚染されちゃうし、本やインテリアを集めても、いつ東京から疎開という非常事態になるか分からないし...と思うと残るは「今」おいしくて後には残らない、食や音楽にエネルギーが向かっているようです。
そんな訳で、只今帰省中のインド在住さとう葉さんご夫妻を招いて、おうちで腕をふるってトルコ&中東のエキゾ飯大会。サラームがメインディッシュのタジンを作るというので、私は前菜を担当です。
トルコからレバノン〜エジプト〜モロッコと中東と呼ばれる地域の料理は料理にかなりの共通項があります。ケバブなどの肉料理はもちろん、前菜の野菜料理も似たものが多い。ナスやピーマン、豆を使ったペーストやサラダ、ブドウの葉で具を巻き込んだドルマ、キュウリとトマト、タマネギを刻んだサラダなどは、中東のほとんどの国で食べることが出来ます。面白いのは国によって、味付けが少しづつ変わること。
アラブ料理の代表格、レバノン料理はとにかくレモンたっぷりの酸っぱい〜味付けで、パセリも大量に使ってヘルシーに。モロッコ料理にはクミンは欠かせず、ハーブは香菜とパセリを半々、オレンジ・フラワーウォーターやアルガンオイルを香り付けに使ったりもします、かなりエキゾチック。トルコ料理はスパイスはあまり使わず、イタリアンパセリやディル、ミントなどで素材のおいしさを引き出します。温暖な農業国らしくヨーグルトを多用するのも特徴。
作ったのは焼きナスのヨーグルトサラダ、「パトルジャン・サラタス」焼きナスを刻んでヨーグルトとニンニクのドレッシングに絡めたもの。
レンズ豆の冷製は、モロッコ料理の本に載ってたレシピにクミンを加えず、ちょっと砂糖を入れてディルを散りばめてトルコ風にしてみた。最後にレモンをきゅーっと搾るのがポイント。
こちらはまだまだ試行錯誤中のピーマンのドルマ「ビベル・ドルマス」。大好物なんですがなかなか上手に作れず、見た目は良いが今回も不完全燃焼。トルコの冷菜は砂糖でほんのり甘くするのですが、この甘さと塩の加減が微妙で、しっかり味付けないとかなりぼけた感じになってしまう。その上、ご飯の火の通り加減が難しいのです。次は頑張ろう。
こちらは料理上手のエキゾの友おきよしさんが作って来てくれた、南仏風のローストチキン。中に野菜とパン粉の詰め物が入っています、美味!
さて、メインはサラーム先生自慢のタジン料理。「羊肉とプルーンのタジン」今回新しく入手したばかりの「ゼロ活力鍋」を使ったら普段なら歯ごたえありすぎのマトンがとろとろになった。すげ〜〜!!骨までほろっと崩れたのには驚いた。
「羊肉とプルーンのタジン」はモロッコの代表的なタジン。ジンジャー、シナモン、サフランで味付けて煮込んだ羊肉に、最後にプルーンに砂糖を加えて煮込んだコンポート状の物を合わせて甘辛にします。ドライフルーツを好んで使うのもモロッコ料理の特徴。
旅先で苦労して持ち帰った皿もいい味出しているでしょう?311の地震で棚から落ちそうになったのを必死で押さえてなんとかキープ。
最近料理を作ると、まず食べる前に食卓を囲んでの大撮影会がお約束。バシバシと料理を取り囲んで撮影した後に、やっとそれではいただきます!! あっという間に胃袋に収め大満腹した後に、肝心のみんなの写真撮るのを忘れてた〜(苦笑)
反対に、残る物にお金をかける情熱がちょっと薄れているのも確か。高い服買っても、放射能の雨に当たったら汚染されちゃうし、本やインテリアを集めても、いつ東京から疎開という非常事態になるか分からないし...と思うと残るは「今」おいしくて後には残らない、食や音楽にエネルギーが向かっているようです。
そんな訳で、只今帰省中のインド在住さとう葉さんご夫妻を招いて、おうちで腕をふるってトルコ&中東のエキゾ飯大会。サラームがメインディッシュのタジンを作るというので、私は前菜を担当です。
トルコからレバノン〜エジプト〜モロッコと中東と呼ばれる地域の料理は料理にかなりの共通項があります。ケバブなどの肉料理はもちろん、前菜の野菜料理も似たものが多い。ナスやピーマン、豆を使ったペーストやサラダ、ブドウの葉で具を巻き込んだドルマ、キュウリとトマト、タマネギを刻んだサラダなどは、中東のほとんどの国で食べることが出来ます。面白いのは国によって、味付けが少しづつ変わること。
アラブ料理の代表格、レバノン料理はとにかくレモンたっぷりの酸っぱい〜味付けで、パセリも大量に使ってヘルシーに。モロッコ料理にはクミンは欠かせず、ハーブは香菜とパセリを半々、オレンジ・フラワーウォーターやアルガンオイルを香り付けに使ったりもします、かなりエキゾチック。トルコ料理はスパイスはあまり使わず、イタリアンパセリやディル、ミントなどで素材のおいしさを引き出します。温暖な農業国らしくヨーグルトを多用するのも特徴。
作ったのは焼きナスのヨーグルトサラダ、「パトルジャン・サラタス」焼きナスを刻んでヨーグルトとニンニクのドレッシングに絡めたもの。
レンズ豆の冷製は、モロッコ料理の本に載ってたレシピにクミンを加えず、ちょっと砂糖を入れてディルを散りばめてトルコ風にしてみた。最後にレモンをきゅーっと搾るのがポイント。
こちらはまだまだ試行錯誤中のピーマンのドルマ「ビベル・ドルマス」。大好物なんですがなかなか上手に作れず、見た目は良いが今回も不完全燃焼。トルコの冷菜は砂糖でほんのり甘くするのですが、この甘さと塩の加減が微妙で、しっかり味付けないとかなりぼけた感じになってしまう。その上、ご飯の火の通り加減が難しいのです。次は頑張ろう。
こちらは料理上手のエキゾの友おきよしさんが作って来てくれた、南仏風のローストチキン。中に野菜とパン粉の詰め物が入っています、美味!
さて、メインはサラーム先生自慢のタジン料理。「羊肉とプルーンのタジン」今回新しく入手したばかりの「ゼロ活力鍋」を使ったら普段なら歯ごたえありすぎのマトンがとろとろになった。すげ〜〜!!骨までほろっと崩れたのには驚いた。
「羊肉とプルーンのタジン」はモロッコの代表的なタジン。ジンジャー、シナモン、サフランで味付けて煮込んだ羊肉に、最後にプルーンに砂糖を加えて煮込んだコンポート状の物を合わせて甘辛にします。ドライフルーツを好んで使うのもモロッコ料理の特徴。
旅先で苦労して持ち帰った皿もいい味出しているでしょう?311の地震で棚から落ちそうになったのを必死で押さえてなんとかキープ。
最近料理を作ると、まず食べる前に食卓を囲んでの大撮影会がお約束。バシバシと料理を取り囲んで撮影した後に、やっとそれではいただきます!! あっという間に胃袋に収め大満腹した後に、肝心のみんなの写真撮るのを忘れてた〜(苦笑)
by umiyuri21
| 2011-06-14 23:35
| 日々の暮らし
瞑想やヨガ、インド占星術、創作活動、日々の暮らしや旅など、色々綴っております。基本的に長文です。
by Yuriko
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