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ラーフとケートゥのダンス

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こんにちは、ゆりこです。

今日は月蝕ですね!

ということで、今回もKRSチャンネルの動画をご紹介します。


実は数ヶ月前に、すでに記事を書いていたというのに忙し過ぎてまとめることができず。

ラーフとケートゥの話題ですからまさに蝕のエネルギーを感じながら、アップしてみようかと。

本当は蝕の時は静かにしていた方がいいのですけどね。


題して「ラーフとケートゥのダンス」

これはラーフとケートゥの軸がどんな風に人生に関わっているかという全般的なお話です。

ラーフケートゥの軸を見ていく上で非常にインスパイアされました。

では早速要約していきます。長文御免!


以下要約

(話が飛んだり、分からない部分、あまり関係ない部分は省いています。)



ラーフとケートゥのダンス


ラーフとケートゥに関するどんな議論も、それを本当に理解するには一生かかると思う。

私はもう14年もラーフとケートゥの研究を続けているけど、今も新しい発見をし続けている。

シンプルに言うなら、ラーフとケートゥはダンスをしているようなものなんだ。

それぞれのホロスコープの中で前に行ったり後ろに戻ったりしながらダンスしている。


ラーフとケートゥはカルマ的な軸だと言われている。

この軸にはヘヴィなカルマが埋め込まれていて、私たちが成長するために、一生を通じて向き合いそれを理解し、そのカルマを完了させなければならないんだ。


基本的にはケートゥは過去を示している。あなたが過去に既に経験してきたものだ。あなたが既に歩いてきた道。それが上手く行ったか失敗したかはまた別の話だ。ともかくあなたはその道を既に歩いてきたんだ。だからその道のことはよく知っている。


例えばケートゥが7ハウスに配置されているとしよう。7ハウスはパートナーシップや結婚のハウス。つまりあなたは結婚がどう言うものか知っているし、結婚を通して何が起こるか、どう向き合えばいいか知っている。


だからこそ自然に結婚を遠ざけてしまう。なぜならすでにそれを知っていて、もう十分だからだ。だから7ハウスにケートゥがあると、関係を長く続けていくのが難しい。いつも短い関係を繰り返すんだ。長い関係にコミットすることに恐れを感じる。


もしもケートゥが過去に結婚に関して上手く行っているなら、ケートゥは今生も結婚を経験したいし、エンジョイできるだろう。古典には7ハウスのケートゥは結婚を拒絶すると書かれているけれど、そんなことはない。多くの人が適齢期に結婚しているよ。

私の経験では、上手く行ってる人も普通にいる。だって彼らは過去にそれを経験しているから。どうすれば良いかは知ってるんだ。


では、過去の結婚がどうだったかを見るには、ケートゥのディスポジターをチェックするといい。ディスポジターがケンドラやトリコーナにあれば...特にケンドラ。過去世の結婚は安定していたと言えるかもしれない。ディスポジターは手がかりになるよ。だから7ハウスにケートゥだから結婚できないなんて言っちゃいけない。


ではラーフはどうだろうか。ラーフはイリュージョンを表している。ラーフはホロスコープの中で最も弱いポイントだ。一番強いポイントはケートゥとも言える。なぜならもうすでにそれを知っている訳だから。


例えば私が過去世にある路地を歩いていたとしよう。そしてその場所で過去に強盗にあった。そして今生私は再びその路地の前に立つ。でも過去に強盗にあったという深い記憶があるから、何故か妙にそこを歩きたくない。


あるいは、過去にその路地を歩いたら、そこにソウルメイトが立っていたかもしれない。するとあなたは、その道に対してすごくいい感じを持つかもしれない。それがケートゥが今生に持ち込むエネルギーだ。


けれどラーフのポイントは未知のテリトリー。

あなたが今生歩くだろう道だ、そこは今まで歩いたことのない場所なんだ。

よく知らないから、注意深くゆっくり歩かなくてはいけない。


ラーフは私たちを誘惑する。この間魔女の映画を見たんだけど...

セクシーな魔女が少年を誘惑する話で、近付くと捕まっちゃうんだ。


ラーフは未知の領域で、それと同じことが起こる。

恐る恐る歩いて、何が起こるか全くわからないんだよ。

誰が自分を騙すのか、そしてラーフは美女の幻影のように私たちを捕まえる。

自分の中にある、このカルミックなパターンを学ばなくていけない。

これが最もベーシックなラーフとケートゥのコンセプトだ。もう少し進んでみよう。


ケートゥは内側からカットするようなエネルギー、過去に経験してきたもの。

前に進むために、その過去の知恵を使うことができる。

逆に未知のラーフのエネルギーは、ちょうど初めての性的体験みたいなものだ。

あるいは初めてお金を手にした経験のような。


その時、あなたは何を感じた?

このお金をどうしよう、何をしよう??

そしてラーフは握りしめる。さまざまな物資的な対象物、物珍しい対象を。

手の中にあってパワーを感じさせてくれるものを。

ちょうど携帯を握りしめてその中で映るものに魅入るように。

でもその中のアトラクションは全て幻影なんだ。


私達はその2つを通して学ばなくてはいけない。

そのダンスはずっと続いている。

私達がゴールに辿り着くために


ラーフがゴールだ、ミッションであり、今生で完遂させるべきテーマだ。

しかし時に前に進む代わりに、私達は後ろに下がることもある。ケートゥの方に向かうんだ。何か上手くいかなくなると、私達はケートゥの方に逃げ込む。


例えばラーフが1ハウスの場合、そこは未知の場所だ。

自分自身を知ることがテーマだけれど、どうやったら自分自身が分かるのか。

何をしていいか分からず、ケートゥの方に向かう。

他の人に自分が何者か教えてもらおうとする。

ケートゥ7ハウスの人が長い関係性が苦手なのは、彼らにとって人と付き合う理由は、単に自分を知りたいからなんだ。


もし関係性が長くコミットが必要になると、彼らはラーフの方に逃げる。

「おっと、私はもっと自分の時間が必要だ、私は自分自身を知りたいんだ。

君が悪いわけじゃない、私が悪いんだよ。私は自分を知る必要があるから、時間を無駄にしてくないんだ。ヨガをしたり、瞑想したりする時間が必要なんだよ。旅もしたいし」


それがケートゥとラーフのダンスなんだよ。

この二つの世界でスタックし続ける。


もしもラーフ1ハウスの人が一人に戻ったとしよう。

しばらくすると彼は退屈になる、そして自分がわからなくなってくる。

人生を見失ったような感覚になる。


そこで新しいパートナーを見つけたらきっと上手くいくだろうと思う訳だ。

で、しばらくは上手くやるけれど、関係性がシリアスになってくると、

相手とシェアするものは何もないので、またラーフの方に戻っていく。


行ったり来たりしているんだ。


ではケートゥ10ハウスラーフ4ハウスの場合どうだろう。

ケートゥが10ハウスの人は過去生でリーダーシップ的なポジションにいたかもしれない。

いいリーダーだったかどうかは別としてね。


ただ何かそこで上手くいかないことがあって、あなたはそのポジションに恐れを感じている。だからいつも人の前に立つことを躊躇う。私は裏方でいいんだと。でももしあなたがリーダーシップを取らなければいけなくなったら、あなたは自動的にどうすればいいか知っている。周りの人を上手く扱って自分の権威を保つための術を知っているんだよ。それは過去から来ているエネルギーだ。


ところが4ハウスにラーフがいる場合、今生のあなたは4ハウスに意識が向かう。ところがホームライフや母親との関係は混乱に満ちている。自分のホームライフを整えて、自分の持ち物や家財やそうしたものをマネジメントすることに意識が向かうものの、その分野に関してあなたは子供同然でどうしたらいいかわからない。今生の新しいミッションだから。


そこでストレスを感じると、きっと自分は外に出た方がいいんだと思いはじめる。だからケートゥ10ハウスの人は長時間働くのが好きなんだよ。働いていれば家のことを考えなくていいから。ところが彼が長く働いていると恐れを感じる、人が自分のことを認めたらどうしよう、とか。政治的な闘争に巻き込まれたくないとか。で、家に帰らなきゃ!と思う。


そこで家に戻って、4ハウスに関するあれこれに関わっていく。


そのダンスをずっと繰り返していくんだ。

覚えていて欲しいのは、私たちが呼吸を続けている限りはそのダンスは決して止まらないってこと。

大切なのは次のダンスがどういうステップを踏むか理解すること。このラーフとケートゥのエネルギーに習熟するのは時間がかかる。だからラーフが成熟するのは42歳、ケートゥが48歳と言われている。


人は40代にもなればいろんなことを経験している。学校にも行ったし、仕事もしたし、結婚も、子供もできて、中年の危機を迎え、でやっとこのラーフとケートゥのダンスを上手く扱えるようになるんだ。やっと42歳になって、やっとラーフのエネルギーを理解しはじめ、この状況にどう対応したらいいか分かってくるんだよ。48歳になってケートゥが成熟する時、ケートゥが保持している過去の知識をラーフにフィードバックすることができるようになるんだ。


例えばケートゥが6室、ラーフが12室の場合、過去世でその人は人に奉仕する仕事をしていたかもしれない。病気の人や困窮している人々の癒しに関わってきたかもしれない。そこで今生は12室にラーフがあって、そういう人の世話をしたり、日常のあれこれに関わっていくのは沢山だ!と感じる。


じゃあ海外へ行こう!と思う。彼は海外へ旅し、精神世界を知りたいと思うかもしれないし、アストラルワールドに興味を持ったり、催眠療法を試したり...

ラーフは催眠療法とも関わっているから。


ところが12ハウスの領域に行きすぎると、彼は急に怖くなる。

ラーフが成熟する前は特にそうだ。

「あれ、自分一体何やってるんだ?何故こんなアシュラムにいるんだ?このスピリチュアルコミュニティはもしかしてカルト?!」とか思ったりしてね。

そして「仕事に戻らなきゃ!」となる。


仕事をして、真面目に働いて、人々の役に立とう!と思い直し、実際に仕事を得て、何か奉仕的な職業につくかもしれない。6ハウスのスペースに戻ってくる訳だ。ところがしばらくすると嫌になる、ああ、やっぱり自分は孤独な場所に戻った方がいい。こんな毎日追い立てられるような生活はもう嫌だ!とまた12ハウスへ向かおうとする。


そしてある年齢になるとやっと、この繰り返されるこのダンスに気づく。

ラーフとケートゥのダンスに上手く付き合えるようになると、少しづつ落とし所が分かってくる。


OK、自分は未知の世界を知る必要がある、海外を旅し精神世界を探究する。

では海外で人を助ける仕事に関わるのはどうだろう?みたいに。


ラーフが完遂したいテーマを満たすために、ケートゥが持っている知識を使うんだ。


私は先日このことにふと思い立ったんだ。

ある一定以上にチャートを見ていると、自然に色々なことが分かるようになる。

4、5千が一つに目安になる、そうするとある日惑星が語りかけてくるんだよ。


ある年齢にならないとこのダンスは理解できない。


早いうちは、あなたはラーフの進歩のためにケートゥのレッスンを使い、

あなたが自分のラーフをうまく扱えるようになったらケートゥの世話をしなさい。

それがダンスだ。


私はこのラーフケートゥの軸はワームホール、ブラックホールのようなものだと思っている。とてもカオスなエネルギーだから、このブラックホールを理解して、その穴から出る為には、多大なエネルギーを使う。


そして、どこにラーフとケートゥが位置するにせよそれはいつも対面を向いている。

この二つのエネルギーは片方だけが語ることはない、常に両方一緒に働いているんだ。


だからあなたはケートゥについて語っているつもりで、ラーフのことを語っていたり。

とにかく混乱させられるんだ。


例えば、ラーフ2ハウス、ケートゥが8ハウスの場合。

2ハウスはファミリーがテーマ。そして自分の努力でお金を稼ぐこと。

物を買うため、家族のためにお金を支払うこと。

自分の家族、家系を理解すること。


そこにラーフがあると、あなたは家族の中で反逆児かもしれない。

だから、ラーフが成熟して、あなたが自分が来た場所、先祖や家族をリスペクトできるようになるまでは、彼らに対して反抗的になるかもしれない、


そして自分の家族に不満を持っているので、8ハウスのケートゥはパートナーとの家族ともっと深く関わるべきかもと思う。パートナーの家族を通して、愛情やお金を得られるかもと思ったりする。ところがケートゥなのであなたはパートナーとの家族と引き離されてしまう。盆暮れ正月、たまにしか会わない。そこであなたは何の利益も得られない。


8ハウスは隠された知識を才能を表す。あなたは過去から繋がる自分の隠された才能、力を理解すること秘密を知ることで、物事は変わっていくかもしれない。


8ハウスのケートゥの人はオカルト好きだから、その力を育むことで2ハウスを上手く扱えるようになる。


このダンスを理解するには年齢を得る必要があるんだよ。

ダンスはずっと続く。でもこのダンスに習熟できた時、やっとあなたはラーフとケートゥと一緒に踊ることができるんだ。


*******************************************************************

以上意訳終わり、ここから感想


ラーフとケートゥに関しては私も非常に興味あるテーマで

動画を色々見たりして研究しております。

この動画でも言っている通り、ケートゥとラーフのエネルギーは非常に複雑。しかし、もともとひとつだったドラゴンが分割されているんですから性質はひとつなのです。正反対に見えても本質は同じ。


いずれも満たされない感覚、いまくいかない感覚や経験をもたらします。

ラーフが後ろから押されるような飢餓感と欲求不満感だとしたら

ケートゥは冷感症のように冷たく、壁があり、感じたいのに感じられない。

でもどちらも、冷静な判断が働かないという点では同じです。


そもそも「○○が満たされないと私は幸せじゃない」という思い込みこそがラーフとケートゥが作り出すイリュージョン。

その感覚に引きずられ過ぎないということが肝要じゃないかな。

そこにバランスをどうもたらすか、レットゴーできるか、は確かにある程度の成熟が必要なのかもしれません。

だからこそカルミック・アクシス、人生を通じて向き合うテーマというのでしょう。


様々な意見に触れる中で、今自分が感じていることは、ラーフが今生のミッションとは言われるものの、バランスを取るためにはケートゥの方に意識的に寄るのは、案外大切なのかもしれません。


ラーフが前のめりになるのなら、ケートゥがある所、傍目から見てちゃんとしているように見えても、自分ではしくじっていると感じることが多いとか。頑張っても報われないのでどうしても避けてしまう。だからよりラーフの方に向かっていく、そこをあえてケートゥに寄る。


もちろんケートゥと向き合ったからってそこに落ち着けるわけはなく、失望することも分かっている、でもやる。そこに謙虚さと忍耐という魂の成熟に欠かせない質が育まれていくのじゃないかと。


そしてラーフの飢餓感を少し冷ます。

コップの中に本当はどれだけ水が入っているのかを、自分がどれだけ食べたかを、冷静に見る。


上手く説明出来ないけどそういうことかなと思います。

いずれにせよ幻想を見せる軸なのだから、ラーフとケートゥの幻影に振り回される限り、彼らとダンスを踊ることはできません。


地に足をつけて現実をどれだけ見つめられるかがこのダンスを上手く踊る鍵なのかなと、思います。


以下は動画です!



by umiyuri21 | 2021-11-19 18:24 | 占星術


瞑想やヨガ、インド占星術、創作活動、日々の暮らしや旅など、色々綴っております。基本的に長文です。


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