アラブ・モード

考えてみれば、ここんとこしばらくはずっとインドモードだった。毎年涼しくなると、今年はインドの何処へ行こうと、思いを巡らせ、インド関係の本を読んだり、映画を観て気分を盛り上げていた。今年はとうとうサラームのインド本も出るし、恒例のインド行きはお休みしようと話し合っていたにも関わらず、ずっとインドが呼んでいる気がして、やっぱグジャラートあたりに行ってみようかなあ等々考えていたのだが・・。
いや、今年はやっぱりアラブ圏に行くのだ。
まだ、確定はしていないが、イエメンに行こうかと目論んでいて、図書館で本を借りてイメージトレーニングしているうちに、気分が盛り上がり、アマゾンで続々と本を購入してしまった。イスラム関係の本って、結構読んでいるつもりだったけど、読んでいない本がいっぱいあったんだ。
でも、面白いことに女性の著作が多いんだよね。この写真の中の本も、イエメンの本以外みんな女性が書いている。砂漠の遊牧民のテントでフィールドワークとかしているんだ。
中近東の女一人旅は煩わしく危険、オススメしない、などと一般には言われているけれど、この地に惹かれる女性は多いらしい。男社会なのになんでだろう?と考えてみたが、男ばっかりだからいいんだな、多分。考えてみれば女性が社会の前面に出ている東南アジアとかは男性の本の方が多いもんね。パッポンでゴーゴーダンサーしてるおネエさんとの触れあいとか、女性より男性が書いた方がつっこめるもの。
でも、中東は男性が旅行したら、女社会のことは全く触れることができない。「イエメン、もうひとつのアラビア」の作者も男性の立場では、この国の半分しか見ることができないと書いている。しかし、外国人女性は男性の社会も特権的に入り込めて、当然女性の社会も垣間見ることができる。自分の国の女性とは気軽に話もできない男性陣も外国人なら治外法権とばかりにちやほやするし・・。ということで、身の危険さえ上手くかわせれば、女性の方が見られる物が多いわけだ。中東は女子向けの国だったんだな〜と改めて納得。
そう思うとますます盛り上がってきた。でも、夫と一緒の旅だから、ちやほやされることはないんですけどね・・。
さて、今度の日曜日は東京サロンで一曲踊ります。あこがれの東京サロン初出演!少々緊張しています。今のアラブモードを反映した曲で踊ります〜!
9/24(日) Ambient Oriental Night@東京サロン
1000円(ドリンク別)
レストランやパーティでのエンターテイメントとはひと味違い、ゆったりとくつろいだ雰囲気でお楽しみ頂けます。
Dancers : Sali・Melika・Yildiz・Yaleli・Hayati
そして今回は、TENLEY WALACEがスペシャルゲストとして参加。
TENLEYはFCBDやRachel Briceの元で学び、サンフランシスコのBellyDanceシーンで活躍するほか、ファッションデザイナーであるため衣装のWSも教えています。
「東京サロン」
http://www.vision.co.jp/tokyosalon/index.htm
by umiyuri21
| 2006-09-22 20:32
旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。
by 若山ゆりこ
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