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今日のお部屋

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今朝、コロンボ戻ってきた。

早朝の列車に乗ろうとすると、入り口でお掃除しているお兄さんが、どこへ行くの?コロンボ?ストで列車ないかも、という。

えー、またそのセリフですかって焦ったけど、お兄さんは 、まあ、中に入って確かめてみたら。と別に騙すつもりもないみたい。

中に入ると普通に列車が停まってて、定刻発車。でも人に聞くとやっぱりストだと言う。列車は滞りなくコロンボへ着き、駅にもトゥクトゥクは普通にあったし、お店も開いてた。

どういうストだったのかしら?


今日のお部屋もAirbnb、ギリギリまで迷ってたら、安い部屋がどんどん埋まってしまい、やや予算オーバー。その分広くて素敵な部屋だ。屋上のワンフロアアパート貸切。キッチンもついてるし、広いバルコニーも。そして椅子とテーブル!


後から建て増した部屋らしく、キッチンもバストイレも、寝室とつながってなくて、いちいち外に出なくてはならないのが若干不便だけど、それはそれでアウトドア感があって悪くない。

オーナーは50代後半くらいのマダムで、一階は彼女が住んでいて、二階と屋上部屋を貸している。多分二階の方が使い勝手は良さそうだけど、もう埋まってた。


キャンディのお部屋は、マダムの手料理が食べられるという特典付きだったが、家族のど真ん中で寝泊まりしてる感があり、ちょっと気を使った。家の中を自由に歩き回れる雰囲気でもなかったし。ガシャッとドアを開けた瞬間に、あらどこか行くの?何か必要?って感じで。

お茶くらいは気ままに自由に飲みたいなーと。


なので、広いプライベート空間とキッチンが自由に使えるのはやっぱり有り難いなあ。いや何よりテーブルでパソコンが打てるこの快適さよ。

ここは住宅地の真ん中でレストランらしきものは辺りに見当たらない。スーパーで朝ごはんの食材は買い、夕食はチャイニーズのデリバリー、やっぱりインドの中華よりおいしい。


Airbnbは個人宅に泊まるので、トラブルがないように前払い制だし、個人の携帯番号などはAirbnb内のメールではブロックされたり、泊まった後にホストサイドから宿泊者のレビューが付いたりとか、普通のホテル泊とは勝手がちがうのだけど、現地の色んな家、色んな暮らし方を垣間見えるから楽しいです。各種のやりとりには現地SIM必至です。一応女性の一人旅なので、レビューがたくさんついてる部屋に泊まるようにしてます。男性一人暮らしの家の一角とかは避けるようにしています。だからホストの写真もちゃんと見ます。w

こうして世界各地の家から家へ、泊まり歩くことができるなんて便利な世の中になったものです。ネットのない時代から旅行してる私はしみじみ。


で、コロンボ。

今朝着いた時に、マダムに買い物や食事がしたいなら、マジェスティック・シティというモールがいいわよ、と言われた。トゥクトゥクで300ルピーくらいよって。

で、行ってみたら、最初に泊まった宿のすぐ近くで散歩ついでに既に入った所だった。なんか地味なモールだなーと思ってたんだがここがコロンボで1番いいモールなのか


ビザ受け取りまであと2日、快適なお部屋でゆっくり過ごそう。











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by umiyuri21 | 2017-12-10 00:08

ルンピニでヴィパッサナーセンターを訪ねる

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今日もルンピニーの暑い1日が終わりました。
日が沈んで、涼しくなり、電気が来てようやっとファンが回る時間。ホッとします。
暑いのはケーララで慣れてるけど、この湿気が停滞してるようなもわーっとした熱気はなかなか身体につらいです。雨が降りそうで降らない感じ。

ルンピニーはブッダが生まれた住居跡のテンプル中心に広大な公園になっています。車は公園内には入れないし、お店もありません。各国のお寺が点在しており、私は韓国寺に泊まってます。ご飯付きで一泊500ネパールルピー。600円ちょっとかな。部屋は相当質素ですが、それなりに清潔にしてあり、アシュラムに泊まっているという感じですね。ご飯には必ずキムチが付きますよ!
一般の宿泊施設やレストランは公園の外にありますが、公園の中の方が断然静かで気持ち良いです。

本当にいつも空気がじんわりと霞んでるんだけど、緑がいっぱいで夕日も美しい。さすがに聖地らしいいいエナジーが満ちています。もう少し涼しい時期に来たかった。

今日はPanditarama Lumbini というヴィパッサナーのセンターを訪ねました。有名なゴエンカ氏のとは別の流派でより伝統的なスタイルのヴィパッサナーらしいです。ゴエンカ氏のセンターとは違って、期間が区切られているわけでなく、来たい人はいつでも、好きなだけ滞在できるシステム。ただし泊まれるのは7日以上滞在できるひとのみ。それ以下はパートタイムメディテーターとして、外に泊まって通うことになります。
私は今回は4日しかなかったので、パートタイムとして瞑想させて下さいと連絡していたのですが、昨日行ったら、先生がいないからよくわからない、明日来てと言われました。

ゴエンカ氏のコースは、テープを聴きながら行うのでどこへ行っても同じクオリティの内容で受けられますが、ここのセンターでは先生が個人面談して、直接指導するようです。

今日行ったら西洋人の先生がいて、ビジターとして瞑想させて下さいと頼むと、ご自由にと言われました。ビジターは特に面談や指導はないみたいです。とりあえずのお試しコースなんでしょう。ここのヴィパッサナーをやるのは始めてなんですが…というと、ちゃんとサイトの内容読んだよね?と言われたので、先生が強面で、あんまり読んでなかったけど「はい少し」と言ってしまいました…じゃあ、それをやって、と素っ気ない。

ダラムサラで出会った、仏教瞑想にめちゃくちゃ詳しい日本人男子に、いろいろ前情報を仕入れておいたので、それで大分助かりました。

ここはこの間受けてた、チベット仏教の瞑想コースとは対照的で、とりあえず黙って座れ方式。より伝統的で僧院で継承されて来たスタイルに近いらしい。ビジターは朝8時から午後5時までしか居られませんが、ステイの瞑想者は朝4時半時から夜10時までびっちり瞑想。朝に面談、夕方にはレクチャーがあるようです。夕食は出ません。10時まで瞑想して、朝4時起床!まさに瞑想虎の穴!
瞑想は座る瞑想と歩行瞑想を交互に行います。メソッドはお腹に意識を向けて集中力を養い、起こってくる感情や思考、センセーションをラベリングして行くことで、気づきを確立していきます。

時間割はあるものの、ゴングで区切る訳でもなく休憩時間は各自任意で取る模様。とにかくずっと瞑想しっぱなし。ホールの天井には小さな1人用蚊帳が吊ってあり、個人で使う扇風機も用意してある。

しかし、この暑さで、途中で電気も止まって扇風機も使えず瞑想するのはキツかったです。時間ごとにゴングが鳴る訳でもないからメリハリもつかないし。これかなりハードコアではないかと…若い西洋人が滞在してましたけど。全体の人数は多くなく7、8人くらいかな。ゴエンカ氏の10日間コースが毎回満席になるのに比べたら、少人数です。知名度がないということもあるでしょうが、かなり修行度高いと思う。

スケジュール表を見ると2ヶ月滞在してる人もいる。とにかく心ゆくまでがっちり瞑想したい、修行好きにはいいかもしれません。

明日はどうなるかなー
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by umiyuri21 | 2017-09-09 22:56

インディアン・ヨガライフ 第2ラウンド~Vol.20

インディアン・ヨガライフ 第1ラウンドはこちらから
第2ラウンドのVol.1はこちらから

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「乳製品バトル!」

 ケーララの気候は2月が終わる頃にはだんだんと蒸し暑さを増してきた。そんな中、朝夕のヨガの合間に、プラデープと日々スピリチュアル談義をしながら、私達はのんびりと過ごしていた。 
 南インドの気候についてはよく、「Hot,Hotter,Hottest」と表現されるが、暑い中でも朝夕は涼しく日陰は過ごしやすい、単なる「暑い」から、「より暑い」気候になると、肌に密着している全てのものが、暑さを増幅させる。薄く風通しの良いコットンのインドブラウスが必須。Tシャツでさえも暑くるしい。日差しは焼けるようで、日傘なしではつらい。ちょっと外出すれば汗だくになる。地元の人でさえ、暑さの増す午後はあまり出歩きたがらない。風通しの良いテラスに坐って、だらだらおしゃべりするのが丁度良いのだ。
 
 基本的にプラデープが一方的に話し続け、私が時々質問をする。しかし私が凡庸な質問の仕方をすると、ふっと馬鹿にしたように笑うのだった。
 例えば、「日本人は...」とか「女性は...」とか既成概念に則った言葉を発すると「日本人というのは誰なんだ?」と畳み掛けてくる。
「私というのは誰だ?あなたが私と言う時、それは何処から発している?」
「心には特定の居場所があるのか?」などなど。
本当にインド人というのは、こういう形而上学的な命題を延々と何千年も考えて来た人たちなんだよなあ。あ、また「インド人は...」って言っちゃったけど。

 ジョシー先生は基本的には黙ったまま、プラデープの言うことに頷いたり補足するだけで、あまり口出しはしなかった。しかしある時、猛烈なバトルが始まった。それは食事に関することであった。
 この家で、只だらだらしているのも悪いので、せっかくの機会にと、私は1週間のアーユルヴェーダのトリートメントを受けることにした。プラデープはそのカウンセリングをしてくれたのだが、私のヴァータのバランスを整えるために、乳製品、特にギーを取るべきだと提案したのが発端だった。
 それと合わせて、毎朝必ず実践しているクンジャラ・クリヤー(ぬるま湯を大量に飲んで吐き出す浄化法)をトリートメント中は控えて欲しいと言われたのも、ジョシー先生は気に入らなかったらしい。

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 アーユルヴェーダとヨガは近い関係にあるが、必ずしも全てがリンクする訳ではない。ヨガは心身を浄化し、深い瞑想ができるようになって、いずれはサマーディーという目的地に至るためのプラクティスなのである。まあ、壮大で果てしない道のりだが、はるか彼方にはそういう終着点がある訳だ。
 ジョシー先生の考えでは、ヨギたるもの自分の心身は自分でコントロールできるのが理想で、なるべくなら外的な薬や治療などには頼りたくない、というのが本音であった。だから自分の傷の治療もなかなか受けなかったし、私がアーユルヴェーダのトリートメントを受けることも、あまり賛成ではなかったのだ。

  アーユルヴェーダは人間が健やかで幸福であることが目的の伝統医療で、その一環としてアーサナや瞑想が取り入れられるが、それ自体はスピリチュアルなエンライトメントが目的ではない。
「スピリチュアルに生きたい人も、社会的な成功を求めている人も、健康が大切なのは共通している。」とプラデープは説明してくれたが、アーユルヴェーダは万人に必要とされる健康を目指している。だから必ずしも食肉は否定されないし、何よりもインドのヴェジタリアンは乳製品を積極的に取る。

 ヨガの修練で何故菜食が奨励されるかと言えば、不殺生という観点からと、インド哲学のグナという考え方に依っている。グナとはエネルギーの3つの状態を指し、サットヴァ(純粋)、ラジャス(躍動、情熱、変化過程)、タマス(暗さ、無気力)、この3つの性質が世界のあらゆる存在の中に息づき、バランスを保っている。
 当然、食べ物もこの3つのグナに分類され、身体に取り込んだグナの性質は、そのまま人間に影響を及ぼすと考えられている。
 だからこそ、新鮮な野菜や果物、そして乳製品、無添加の食物など、サットヴァ(純粋)の質を持つ食事を取ることで、その人自身もサットヴァに近づき、身体が浄化され、心が安定し、ヨガのプラクティスがしやすくなるという訳だ。
 ちなみに、全ての野菜がサットヴァの性質を持つわけではなく、玉ねぎやにんにくはタマスの質を持つので、インドのより厳格なヴェジタリアンは、これを避ける。

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 かの大聖者のラマナ・マハルシも精神修養をしてゆく上での菜食は勧めているが、乳製品を取ることは否定していない。
 「家畜として飼われている牛は、子牛が必要とする以上のミルクを生み出し、それを絞ってもらうことで喜ぶのです。」と語っている。

 ジョシー先生が乳製品を取らないヴィーガンを長年続けている理由は、実は日本のマクロバイオティックの考え方に影響を受けているのだ。若いころ呼吸器系の問題で、ヨガの先生に乳製品を止める事を勧められたという事情と、20代に日本のマクロビに出会った事で、30代ごろから彼は一切乳製品を取らなくなったという。
 
  マクロバイオティックも基本的には宗教とは無関係で、人間が健康に生きるための
食養生術である。万物の性質は陰と陽から成り、そのバランスが健康状態を作ると考えられている。
  マクロビが動物性の食べ物を避ける理由は、陽の性質を持つ人間は陰の性質を持つ植物を食べるほうが中庸になり、バランスが良くなるとの理論からだ。また、生産、加工過程で化学的に処理されてしまうのも、動物性の食品を避ける理由の一つとなっている。
 私はよく師匠に、ヨガの考え方では乳製品は問題ないのに、食べないのは何故なんだと尋ねたのだが、「良いピュアな餌を食べて育った牛のミルクならいいけれど、今の乳牛はどんな餌を食べて育ってるか分からない。だから絶対だめ。」とピシャリとはねつけられた。 

 マクロビだけではなく、日本では乳製品は体に悪い説が最近はメジャーなので、スタバでカフェラテを豆乳に切り替える人も少なくないが、インドのヴェジタリアンにとっては乳製品は貴重な栄養源、アーユルヴェーダ的にもヴァータのバランスを整え、身体を力強く健やかにし、特にギーは脳の働きを良くするとも言われてる。だから、インドで乳製品なしの生活を貫くのは簡単ではない。豆乳なんてほとんど売ってないし、誰も知らない。
 アーユルヴァーダとヨガとマクロビ、似ているようでこれらの食養哲学は微妙に違う。ジョシー先生はヨガのヴェジタリアンの考え方をベースに、マクロビを取り入れているので、かなり難易度が高いんである。

 そんな経緯でジョシーとプラデープはこの乳製品を取るべきか否かという問題で真っ向からぶつかった。基本的に大インド主義者のプラデープはマクロビなどと言う新しいメソッドより、歴史の古いアーユルヴェーダの方が正しい、と譲らない。
 論争は途中からマラーヤラム語に切り替わり、内容が全く分からなくなったが、かなり激しい言い争いになってきて、私は冷や汗ものだった。また師匠がへそを曲げて出て行く、なんて言い出したら困りモノだ。
 私が困った顔で見ているので、プラデープは笑って「大丈夫だよ、私達はディベートを楽しんでいるだけだから。」とは言っていたが、決着は着かず、途中から二人共黙りこくってしまった。

 そして夕食の時間になっても、二人の様子がおかしい。ジョシー先生はぼんやり黙ったまま、一言も話さない。私が何か言っても、答えずじっと宙を見ているばかりだ。怒っているのか、興奮したのがきっかけで、ちょっと不安定になっているのか分からない。一方プラデープの方は、自分のグルジへの愛情を、急にとつとつを話し始め。一人で陶酔したような表情になってきた。

 あれ~...この人達何か変だぞ、大丈夫か...?!
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by umiyuri21 | 2014-05-30 22:49

イエメン日記2〜カート・タイム

c0010791_16593210.jpg  かんばしくなかったイエメンの印象も、日々が経つにつれ慣れてゆき、様々な人との出会いもあり、だんだん落ち着いてこの国を眺められるようになってきた。
本当に旅を重ねるにつれ、結局自分にとって重要なのは風景の美しさより何よりも、その中で生きている人々との出会いや繋がり、そして快適な宿、だったりするのだなあと実感する。
 
 実は日本からタージ・タルハホテルを予約した時に、同系列のツアー会社で働いているマイケルという人から丁寧なメールが届き、何か必要な情報があれば協力しますからと連絡先をもらっていた。着いてすぐに、タージ・タルハを移ってしまったので、彼に連絡するのは気が引けたのだが、数日過ごして我々だけではあまりにとっかかりがつかめないことが解り、恐る恐る連絡してみると、どうしてもっと早く連絡しなかったのだと言われ早速会うことに。
 色んな国を巡り歩いてイエメンに惹かれ、この国に住み始めたドイツ人のマイケル氏は、多分年齢は60歳過ぎか・・ジャンビーヤこそ持っていなかったが完全なイエメンスタイルで現れた。イエメンを旅する様々な旅行者にもっとイエメンを好きになってもらいたく、イエメン情報のメルマガもやっているとか・・。音楽が聴きたいという私たちの要望を伝えると、色々な人物を紹介しましょうと言ってくれる。今回はこのマイケル氏に本当にお世話になった。

c0010791_17041.jpg はじめにマイケルが案内してくれたのは、彼のご近所に住んでいる、前にも書いたが、イエメンでも最も古い家系だというシェイクの家。この国の多分VIPに相当する人物なのだろうが、「日本の有名なジャーナリスト」というふれこみでおじゃまさせていただくことに・・。この家には最上階にそれはそれは立派なマフラージ(客間)があるのだが、一階にもカジュアルなカートルームがあり、そこに午後になると友人のおやじどもが三々五々に集ってカートを楽しんでいた。
 カートとはイエメンを語るときに欠かせない嗜好品で、お茶の葉に似た、山岳地で栽培される植物。この若葉を噛みつぶしながら、片方の頬にためてゆき、水やコーラーと共にその葉のエキスを飲み込んでゆく。このエキスには軽い興奮作用があり、試した人によると良い感じで酔っぱらったような高揚感があるらしい。
 イエメンのカートタイムは通常午後2時過ぎから夕方まで。人々は仲の良い人々同士集ってこのカートを楽しむ。ってことは、午後はほとんど仕事なし?どうやらそうらしいんだよね。イエメンの午後はこのカートに支配されているように見える。
昼頃のカート市場は、今日のカートを選ぶオヤジ達でスゴイ熱気。誰もがカートの入った袋を抱えて道を歩いている。午後ともなると、頬の片方をカートでピンポン球のように膨らませたオヤジどもが、ほげ〜っと壁に寄りかかってカートを噛んでいる。私たちも早速試してみようと、市場で一袋買い求めて噛んでみたが、ちっとも何の作用も感じず、ただ苦いだけで、これは悪い物つかまされたのかな、と思っていた。
 
 さて、突然おじゃましたシェイクの家でも、オヤジ達が集ってカートを噛んでいる。シェイクはどこの馬の骨か分からない外国人の突然の訪問にも、嫌な顔一つせず歓待してくれ、カートを分けてくれた。きっと上等品に違いない。前に自分たちで買ったものより、艶が全然違うし、枝付きの葉っぱでビニール袋じゃなくて、タオルに大切そうにくるまれている。この枝付きのカートの先端の柔らかい部分だけを摘んで、口に入れ、残りはばさばさと床に捨ててゆく。だから夜になる頃にはカートルームの床は葉っぱだらけになっている。
 しかし、やっぱり効かないんだよね、苦いだけで。エスプレッソをがぶのみしたような、妙な覚醒感はあるものの、サラリーの半分以上を費やすほどの魅力があるようには思えない。はっぱをもぐもぐかみ続けて芋虫になったような気分。それに、カートのお供は水やコーラだけ。お茶やお酒みたいにお菓子やおつまみを必要としない。ただもぐもぐ葉っぱを噛んでるだけでみんな幸せそうなんだ。カートの作用で空腹感もなくなるので、夕食も軽くすますらしい、そのせいかイエメン人はみんな他のアラブ人みたいに太った人は少ない。これは食文化発達しないだろうな〜・・・。毎日葉っぱだけをかみ続けて、おしゃべりしながら午後の数時間を過ごしているんだから、日本人には想像しがたい時間感覚の中で生きているのだ。

c0010791_1703153.jpg なんだかんだと結局、イエメン滞在中このシェイクのお宅に4回もおじゃますることになってしまった。「一回目はゲストだが、2回目からはファミリーだ!」などとカートタイムの仲間に入れてくれ、家族やイエメンの歴史を色々聞かせていただき、親戚の結婚式にまで参加させてもらった。カート・タイムに訪問してきた有名な音楽家、ヤヒヤ・スネイダーの演奏を聴く機会も得た。(なごみのカートタイムの写真もばっちり撮れました。)本当に感謝です。
 イエメン人は人がよいと常々きかされてきたが、偉い人らしいのに、その大らかなでお人好しなところが、イエメン人ホスピタリティーなのかしら。現金なものでこういう人の親切に会うと、とたんに「イエメンも悪くないなあ〜」と思ってしまう。全く旅行者ってなのは勝手なもんです。
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by umiyuri21 | 2007-01-20 17:01

エキゾな日々の日記

c0010791_19324783.jpg どんよりした秋の空、肌寒くなると必ず引っ張り出して聞きたくなるCDがある。
それはMARC ALMONDの「Heart on Snow」という作品、マークアーモンドの歌うロシア歌謡曲集な訳。このCDのこと前も書いた気が・・。このロシアンロマンチックな過剰なジャケもエキゾ心を引きますが、内容も曇った寒空にぴったりなんだよね。寒くて寂しい気分を堪能できるんだ。酒と涙と男と女みたいなベタな歌詞で重たいメロディーをマークが歌う歌う歌う!でもそれがかっこわるくならないのは、バックのアレンジがクールで絶妙だから、なんでもロシアン・エレクトロニカの重鎮が絡んでるとはサラームの弁。私の秋冬の定番、これを聴くとそろそろ今年も終わりか〜という気分になる。まちがっても蒸し暑い夏には聴きません。
 いつか、この中の一曲で踊ってみたいと思うんだけど、メロディーが重すぎてギャグになっちゃいそうだな・・。


c0010791_19332521.jpg さて、そんなロシアン・ラブな気分に浸っていると、図書館である本の題名が目についた。「ベロボディアの輪〜シベリア・シャーマンの智慧」という本。シャーマン云々の本ならいっぱい出てるけど「シベリア」という言葉に反応してしまい、借りてみる。これがかなり面白かった。この本はいわゆるスピリチュアル・トラベルの系譜に属するのだと思う「あるヨギの自叙伝」「ドン・ファンの教え」「注目すべき人々との出会い」等々この手の本は大好きで、結構読み尽くしているのだが、その物語にどれだけ惹かれるかは、背景になる土地に大いに影響される。同じシャーマンでもアメリカ大陸の話はどうも行ったことがないので、ピンと来なかったりする。旅行記としての面白さとスピリチュアルな内容がバランス良く組み合わさっていると最高。
 この本の舞台はシベリア〜アルタイ。ぐっと来るでしょ?(私だけ?)主人公はシベリアの精神病院に勤める女性医師。アルタイ地方のシャーマンとの出会いでどんどんスピリチュアルな世界に踏み込んでゆくのだが、ロシアの政治状況や精神病院の描写、変性意識を作り出す装置を開発している物理学者との出会いなど、他のスピリチュアル本にはない、ロシアな記述が興味深かった。
 ロシアって神秘主義者をいっぱい輩出してるんだよね。グルジェフ、ウスペンスキー、ブラバツキー婦人、ラスプーチン・・シャガールの絵とかも幻想的だしね。そう思うと今まで意識したことないけれど、結構エキゾな土地なのかも・・としばし地図帳を開いて、空想をふくらます。



c0010791_19335925.jpg  ロシアからちょっと西へ飛んで・・昨日はアメリカ在住のトルコ人ダンサーAhmet Luleciさんのワークショップに行ってきた。テーマはロマニー・スタイルとフォークロ・アスタイルのダンスの違い。面白そうでしょ。最初に何種類か8/9拍子〜カルシラマの曲を聴かせてくれ、どこでアクセントを取るのか、この曲はフォークロアか、ロマニ・スタイルかという解説をしてくれる。ジプシー音楽好きの私には超ツボにはまった内容だった。ジプシーの音楽でうまく踊れるようになるのは、私の密かなあこがれなのだが、難しいんだよね〜。ステップの取り方が。マハラ・ライ・バンダが来日したときもメンバーのおっちゃんがさりげなく、リズムに合わせてステップを踏むその風情を見て、真似したいと思っていたのだけど。どうにもさまにならない。動きは単純なんだけどね、微妙な間合いの取り方とか、重心のかけ方の差なのかしら。
 でも、ただ音楽を黙って聞くよりは、こうして踊りを教えてもらうと、体の中に音楽が入りこんで、音楽との距離が近くなる。楽器が全くできないので、踊りながら音楽に少しでも近づけるのは、なんだかすごく楽しいのだ。


 c0010791_19343367.jpgそして最後はインド。秋になってぐぐっと抜け毛が急増して、焦っている夫のために、アーユルヴェーダの育毛商品をとりよせてみました。ジェルで頭皮をマッサージして、ハーブの粉を溶いたペーストで洗い流す。3ヶ月続けよと書かれているが・・さて、効果はいかに。白髪にも効果があるらしので、私も試してみようっと。日本の通販サイトから取り寄せたのだが、商品にインド価格が記載されたまま。知ってはいたが現地価格は安いよ〜。半額以下。いつも通りインドに行くなら山盛り買って来れるが、今年はインド行きはお休みのため通販で買うしかなかったのだ。
誰か、インド行く人買ってきてくれないかな〜・・。
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by umiyuri21 | 2006-11-02 19:36

アラブ・モード

c0010791_20293564.jpg 最近久々にアラブモードだ。
 考えてみれば、ここんとこしばらくはずっとインドモードだった。毎年涼しくなると、今年はインドの何処へ行こうと、思いを巡らせ、インド関係の本を読んだり、映画を観て気分を盛り上げていた。今年はとうとうサラームのインド本も出るし、恒例のインド行きはお休みしようと話し合っていたにも関わらず、ずっとインドが呼んでいる気がして、やっぱグジャラートあたりに行ってみようかなあ等々考えていたのだが・・。
 いや、今年はやっぱりアラブ圏に行くのだ。
まだ、確定はしていないが、イエメンに行こうかと目論んでいて、図書館で本を借りてイメージトレーニングしているうちに、気分が盛り上がり、アマゾンで続々と本を購入してしまった。イスラム関係の本って、結構読んでいるつもりだったけど、読んでいない本がいっぱいあったんだ。
 でも、面白いことに女性の著作が多いんだよね。この写真の中の本も、イエメンの本以外みんな女性が書いている。砂漠の遊牧民のテントでフィールドワークとかしているんだ。
 中近東の女一人旅は煩わしく危険、オススメしない、などと一般には言われているけれど、この地に惹かれる女性は多いらしい。男社会なのになんでだろう?と考えてみたが、男ばっかりだからいいんだな、多分。考えてみれば女性が社会の前面に出ている東南アジアとかは男性の本の方が多いもんね。パッポンでゴーゴーダンサーしてるおネエさんとの触れあいとか、女性より男性が書いた方がつっこめるもの。
 でも、中東は男性が旅行したら、女社会のことは全く触れることができない。「イエメン、もうひとつのアラビア」の作者も男性の立場では、この国の半分しか見ることができないと書いている。しかし、外国人女性は男性の社会も特権的に入り込めて、当然女性の社会も垣間見ることができる。自分の国の女性とは気軽に話もできない男性陣も外国人なら治外法権とばかりにちやほやするし・・。ということで、身の危険さえ上手くかわせれば、女性の方が見られる物が多いわけだ。中東は女子向けの国だったんだな〜と改めて納得。
 そう思うとますます盛り上がってきた。でも、夫と一緒の旅だから、ちやほやされることはないんですけどね・・。
 
 さて、今度の日曜日は東京サロンで一曲踊ります。あこがれの東京サロン初出演!少々緊張しています。今のアラブモードを反映した曲で踊ります〜!

9/24(日) Ambient Oriental Night@東京サロン
1000円(ドリンク別)
レストランやパーティでのエンターテイメントとはひと味違い、ゆったりとくつろいだ雰囲気でお楽しみ頂けます。
Dancers : Sali・Melika・Yildiz・Yaleli・Hayati  

そして今回は、TENLEY WALACEがスペシャルゲストとして参加。

TENLEYはFCBDやRachel Briceの元で学び、サンフランシスコのBellyDanceシーンで活躍するほか、ファッションデザイナーであるため衣装のWSも教えています。

「東京サロン」
http://www.vision.co.jp/tokyosalon/index.htm
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by umiyuri21 | 2006-09-22 20:32

旅の前

  もうすぐ、旅行に行く。旅行前ってのは何かとそわそわばたばたしている。全く落ち着かない。それに旅行前は何かと金がかかるのだ。ちなみに私は旅の荷物が多い。夫に毎回なじられており、私もなんとか少なくしたいと思うのだが、どうにもこれが難い。今日も旅に持っていく薬や、シャンプーやノートなどなどを買ったらなんだかすごく散財した。何回も旅をしていると旅慣れて荷物が少なくなる…と言うのが普通かもしれないが私の場合、旅の経験が増えるにつれ荷物が増えてる。それは「あの時あれがなくて困った!」「あれを持っていって助かった!」という思いが増えるから、それに合わせて荷物が増えるのだ。
 
  薬だってシャンプーだって厳選して自分に合ったものを持っていってるのだ。よく薬は現地で買えって旅慣れた人の本には書いてるけどさ、合わない薬飲みたくないし、具合が悪くなったら速攻飲むのが、早期治癒の秘訣なのよ。あと、これも旅慣れた人の物笑いの種になっている、日本の味。さすがに今回は長期じゃないからフリーズドライのみそ汁は持っていかないとしても、おつまみ昆布とか、干し梅とか、異国の料理に疲れた胃にはかなり和むんだよね〜。なんだか胃が日本を思い出してリラックスするのが分かるんだ。だからこれも外せない。
 そういう厳選の品々を毎旅ごとに補給してるから散財するんだよなあ。
 
 それから服ね、これも悩みの種だ。動きやすくて、しかも腰に貴重品入れを巻いているのでそれが目立たない形の服。しかも今回はインドじゃなないから、お洒落もしたいしさ。着回しが効いて、気候の変化に対応できる組み合わせ…などなど考えているとパズルのようにこんがらかってくる。そして毎回必ず、何かが足りない。困るのは、思ったより暑いより、思ったより寒い時。去年のインドもモロッコもこれで失敗した。今回スイスに行くし、標高高めだし野外フェスだし…やっぱりレインコートは必要かなあ…などなどなど、ぼんやり考えている訳だ。
 まあ、それも楽しいひと時ではあるが、こんなんじゃ荷物増えて当たり前だよね。(笑)こういう迷いを全部捨てる!それが荷物を減らす秘訣でしょうか?

 
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by umiyuri21 | 2005-07-06 21:47

Musical Batton

Musical Batton
Melaさんから回ってきました。
Q1:コンピューターに入ってる音楽ファイルの容量は?
自分のコンピューターがないので、入れてません。入れ方分かりません。

Q2:今聞いている曲は?
KAD/Societe
(エキゾじゃないけど、なぜかしみじみいい。最近うちのお気に入りです。)
Nitin Sawhney/Philtre
(5曲目が大好き!)
Cheb i Sabbah/La kahena
( 踊りたい曲があるんだけど、なにせ長すぎる。)

Q3:最後に買ったCDは?
この質問、私の音楽ソースが旦那まかせということがばればれだわ。(私は書籍係)
最後っていつ買ったか思い出せない…。
Levent Yuksel/Uslanmadim
ダンスのネタ探しに買ったこのCDが確か最後。

Q4:よく聞く、または思い入れのある曲は?
Vilayat Khan/Raga Jogkauns
ヨガに、寝付きの悪い夜にとインド古典はけっこうよく聴きます。その中で一番好きな一枚。
瞑想するとビカ〜っとはまります。
Marc Almond/Heart on Snow
なぜか大好きな作品。北国育ちの心を刺激するのかもしれません。禁欲的に生きるだけじゃいかん!と思わせる一枚です。
Choying Drolma &Steve Tibbetts/Selwa
これもディープな瞑想系。悲しい時に聴く。
Tracy thorn / A distant shore
ちょっと恥ずかしいんだけど、過去の思い出がつまった作品の中でも一番青春な感じがするのがこれ。
Cheb i sabbah/La Kahena
Q2 でもあげたけど、最近の私のベスト。乾いた鋭いマグレブの歌声がひりひり刺さる。

次にバトンする人は…考えときます。
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by umiyuri21 | 2005-06-28 17:34

ヴァラタナティヤム、ベリーダンス

 すいません、まただらだら書いてます。
 
 先週の週末は、南インドの古典舞踏である、ヴァラタナティヤムの舞踏家マチコ・ラクシュミーさんの教室の公演を見にいった。ラクシュミーさんとは初めてチェンナイの音楽フェスに行った時にお会いし、それ以来公演の案内などを送ってくださるようになったのだ。
  初めてチェンナイに行ったのは4年前のこと、当時はヴァラタナティヤムという名前すら聞いたことがなかったし、北インドと南インド古典の違いすら分からなかった。ベリーダンスもヨガも習っていなかった。でも10日ほどチェンナイに滞在し、朝から晩まで音楽と舞踏を楽しんでいるうちにすっかりインド音楽&舞踏の虜になってしまった。複雑な手の動き、リズムにぴったり合った軽快なステップ、曲の節目にぴしっと決まったポーズの美しさ。バリで見たレゴンダンスなどにどこか共通する雰囲気だなあと思ったが、その数倍複雑で高度な技が凝縮されているように見えた。考えてみれば、バリヒンドゥーは元はと言えばインドからやってきたわけだから、芸能の雰囲気が似ていて当然なのだな。今まで北インドの雰囲気しか知らなかった私は、どこか東南アジア的なゆるやかな南インドの空気がすっかり好きになってしまった。
 
 先週久々にヴァラタナティヤムを見て、南インドのねっとりした空気を思い出し、あの空気の中にワープしたような幸せな気分になった。
  それにいつの間にか、今では自分も「踊る」ことにすっかりはまってしまっていて、以前とは違う目でダンスを見ることができた。自分が踊るようになるまでは、単に批判的な目で、表面的にうまいか下手かというところで判断しがちだったと思う(単に上手だなあパチパチパチ…みたいな)。踊り手の「踊る」事への真摯さ、愛情が、表現の細やかさが、技術をこえてわき上がってくる…そういうところまでは感じ取ることができなかった。自分も踊るようになって、最近やけに感動しやすくなっている、という部分もある。
  それにしてもなんて複雑なダンスなんだろう…
  しかもみんな何曲も踊るのだ。先生なんて2時間びっしり踊っていたもの。一体どのくらい練習するのだろうと、覚えの悪い私は考えただけで気が遠くなるのだった。インド古典音楽の大好きな私は、インド舞踏にもずっと惹かれているけれど、とてもやれそうにない。
 そんな話を一緒に行った友人としていると、彼女がラクシュミーさんの本を持っているので貸してくれるという。それを昨日早速読んだ。
  
 その本の冒頭で、ヴァラタナティヤムの歴史について触れている。このダンスは2000年以上も前から南インドの寺院の中で、「デーヴァダーシ」と呼ばれる巫女的女性ダンサーによって奉納されてきたという。神と婚姻したとされる彼女たちは、通常の結婚はできず、中には僧侶や寺に参拝する男性を相手に肉体交渉を持つものもあったと言われる…。この箇所を読んであ〜っ、と思ったのはちょうど私が今読んでいるベリーダンスの本にも同じことが書かれていたのだ。「Grand Mather's Secrets」というイラク人女性が書いた本で、ベリーダンスの歴史やダンスのスピリチュアルな側面について書かれたなかなか面白い本なのだが。その本の中でもベリーダンスはもともと宗教儀式で踊られていたダンスで、聖娼でもあった神殿巫女たちによって踊られ、大地のパワーと豊穣を祝福する神聖なものだったという。
  そうか、古い歴史を持つダンスというのはどこかでつながっているんだなあと、一見全く違うように見えるベリーダンスとヴァラタナティヤムにも動きの根底やスピリット的には共通点があるのかもしれぬ、と思いを馳せてみたりした。そもそも踊ることの根底にはにはそういう神聖なエネルギーを呼び起こす作用があるのだろう。だからこそ踊りには不思議な魔力があるのだろう。
 
  そしてそんな折り、私のベリーダンスの先生であるミシャールが自宅そばに新しくダンススタジオをオープンし、そのスタジオ名を今日知ったのだが「Devadasi Studio」!
  お〜なんかすごい。つながってるじゃん。シンクロニシティ?ピンカラニシティ?(根本さん用語)まあ、それだけなんですけどね。でもこういう小さなシンクロニシティってなんだか、うれしいよね。
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by umiyuri21 | 2005-06-28 16:16

独り暮らし

夫が9日ほど、海外に行ってしまったので、私は一人でお留守番。久々の独り暮らしモードである。うちは2人とも家にいて、一日中お互い顔をつき合わせている生活で、大変だねえ、とよく言われるけど、それに馴れてしまっているので、いきなり独りになるとかなり勝手が違う。
 夫が出かけたその日にキレイにキレイに部屋を掃除し、ばらばらとその辺に散らばっている彼の洋服類も全部しまい込み。独り暮らし気分を満喫しようと思った。
 4日目、自分の仕事部屋に収まっていた物がどんどん居間全体を浸食していき、かなり独り暮らしの部屋っぽくなってきた。
 朝、起きて珈琲をわかし、茶の間のテーブルでそのまま昼過ぎまで本を読んでいたりする。時間がゆっくり流れている。静かでしんとしている。外で働いているワケでないので食事の時間はいい加減になるし、仕事の合間に適当にありものですましてしまう。気がつくとぼや〜っとネットを見ていたりして、いつのまにか、夜中になっている。ワインを飲みながら、眠くなるまで本を読んで、電気を付けっぱなしで寝てしまい、明け方電気を消して、朝まで寝る。そして朝が来る。繰り返し・・×9なのかなあ・・ああ生活が乱れてゆく・・。

 夜中に買ったまま見てなかったDVDを見る。去年フランスで買った、インドのドキュメンタリー番組が6本入ったものだ。(それで20ドルくらい、お得だった)そのうちの一本、ジャイナ教徒の女性が尼さんになる、得度式の様子を追った番組を見た。なんと極端な禁欲主義を貫く南インドのジャイナ教の出家男性は素っ裸なのだ。(露出狂ではありません。何も所有しないと言う意味で素っ裸なのです。)フンドシ一丁もつけてないのだ。丸出しで普通に道をのしのし歩いている。その周りを信者が囲んで足に触れて敬意を表している。フランス物だから無修正だし、手加減することなく、素っ裸のじじいのお尻とかブツをこれでもか〜っと映し出している(しかも集団で)。スゴイ光景だ。ありがたい人達なんだろうけど、インドってやっぱりスゴイ所だなあ。
 しかも、得度式で髪を剃る時は、剃るのではなくて、髪をむしるんだ!長い髪の女性が数人係でぶちぶちと髪をむしられ、約1時間半で丸坊主になってしまった。すげ〜痛そう。本人は瞑想していて痛くなかったとか言ってたけどね。
 うわ〜痛そうと独りでついつぶやいてしまい、気恥ずかしくなる。

 たまにはこういう日々も結構、楽しいかも。
 たまにはね。 
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by umiyuri21 | 2005-06-23 23:49


旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。


by 若山ゆりこ

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