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カテゴリ:瞑想( 3 )

サイレンス

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朝、目覚めてすぐ、いつものように椅子に座って目を閉じる。

とても静かな流れがやって来て

ただ静かなまま、座っていた。


「私」は動かず

凪のような穏やかさの中に吸い込まれていく。

その水の中に浸され、

目覚めながら眠っているような

静けさと安らぎが、柔らかく広がっていく。


なのに動き始めて、想念が活動すると

不意に「大丈夫じゃない」という感覚が起こって

足元をすくう。

想念は自分のあれこれに文句を言いはじめる、

やれやれ・・・我に返って 目を閉じて深呼吸

ほら、静けさの中に戻っておいでよ。

想念の渦に流されてないで、光の方へと戻って来なさい。


その光の中には、理由のない静けさと平和があるように

想念の中にはいつも、理由なく自分や世界を責め立てる声がある。

声はもっともらしく囁くが、冷静に識別すれば

それが嘘だとすぐ分かる。

想念の声は、大抵的を外しているんだよ。


私はピカピカの豪邸に住んでも、不幸でいる事ができるし

考えうる限りの最低な状況でも、幸福で穏やかでいる事もできる。

不幸も幸福も、本当は理由がない。

ただ、私が幸福であるか、不幸であるかの違いだけ。


静けさは、いつもすぐそばにある。

外の世界がどんなに騒がしかろうが、

内なる静けさまでもを

奪い取る事は決してできない。


by umiyuri21 | 2019-04-18 13:45 | 瞑想

父なる恩寵

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春分の日の前後1週間ほどの間に、

自分の基盤を揺るがす、厳しいパンチを連続的に受けて、

動揺した日々を過ごしていた。

ショックやら、ふがいないやら、健康上の問題も含まれていたので、

これからの自分の命に想いを馳せてみたりとか…

非常にカオスな1週間だった。


一応もう表面的には落ち着いたけど、

根本的な解決はまだまだこれから


恩寵には父なる恩寵と母なる恩寵、2種類あると言われている。

母なる恩寵は、私たちを優しく包み込んで、愛と癒しを与えてくれるけど

父なる恩寵は、我が子を崖に突き落とすような厳しさで、痛いとところをばっさり容赦なく切り落とす。


きっちり向き合ってなかったこと

甘えて誤魔化してきたこと向き合わされて

お前は本当はどうしたいんだ?と突きつけてくる。


生きていく上で起こる、様々な問題を解決するために

それなりに努力して色んなことをやってきた。

そのいくつかは、上手く行っていたように見えていたけど

根本的には何も変わってなかった。


ほとんどは、表面上の事にしか過ぎず

物事を体裁よく見せていただけで

存在としての私が変容した訳ではなかったのだ

父なる恩寵のパンチは

その事に気づかされるような、出来事だった。


それはちょうどサナギが蝶に孵化するのではなく、

サナギが蝶のお面をかぶっていただけだったと

気づく事だった。

蝶のお面が崩れ落ちたら、その下にサナギのままの

自分が残っていた。


このサナギを本当に、本物の

蝶に変容させるには

何をしたら良いのだろう?


それは、表面上のあれこれを変えるのではなくて

私の根源にある、真なる自己に触れ

それを変容させること

その事にもっと本気になりなさい、と言われた気がした。


壊れたお面を拾い上げて

つぎはぎして、色を塗り直して

再び被り直すことだってできる

もっとゴージャスなお面を見つけに行くこともできる。

でもそれは、私の魂が喜ばない

では、一体どうしたらいいのだ?



何日か迷い、うんざりしたとき

ふと浮かんだ



何もしない


何もしない?



そのままで立つ

ここに踏みとどまり、どこにも逃げず。



ただ、ここにいる

何もしないで 静かに。



私が自分の存在に触れるには、それしかなく、

サナギを孵化させるにもそれしかない



何もしない?

そう、何もしない


急に心が静まり、

多分、これが正しい答えだろうと思った。




父なる恩寵は痛い

それに感謝できるのは

もっと先の事だろう。












by umiyuri21 | 2019-03-28 22:00 | 瞑想

色を生きる

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天王星が牡牛座に入ったせいか、春が来たせいか

ここのところ体感の変化が著しい

まるで眠っていた子供が起き出したように

身体がふつふつと五感の快を求めているのをダイレクトに感じてる


美しい音楽にシビれたり

良い香りのものが欲しかったり

綺麗な色のものに反応したり

そんなささやかなことが

乾いた土に水が流れ込むように、染みる


秋から冬にかけて、ひたすら内側の世界に沈降していた

それは風景で言うなら

チベット高原の標高5千メートルの道を

一人車で走り続けるみたいな感じ


何にもなく、空は真っ青で広大で、静か

誰にも会わず

ずっと同じ風景


あるいは土の中で身体を丸めて冬眠してるような


そしてふっと目覚めて

ああ、長い夢を見てたみたいだと思う

この数ヶ月どころじゃなく

インドに行き続けてきた数年が丸ごと

夢のように感じる


そのくらい体感の変化がある

あれ、私今まで何をどうしてたんだろう

どこにいたんだろう


世界が目の前に広がってた

私には身体があったのだ

今はその身体を通して、生きているここを感じてみたい


長い冬眠で身体はお腹を空かせ

温もりや、心地よさに飢えている


色即是空

空即是色


このブログの自己紹介にも書いてるけど

空を知りながら 色を生き

色を生きながら 空と共にある


自分の魂は、それを知りたくて

ここにいるんじゃないかなって


空だけでもなく

色だけでもない


この二つは

二つではない

でも

一つでもない


そういう世界に

私たちは生きている



おはよう

新しい 世界



*************************************************


この一年ちょっとの間にnoteに連載していた。

インド瞑想を巡る旅。ようやく最終回にたどり着きました。




最初から読みたい方はこちらを!




まあ、旅を終えたからとって、その後は順風満帆
などとは当然いかず

旅のツケを払い続け、色んな奮闘が現在も進行形・・・

そのうち日本での続編も書いてみたいと思っています。


by umiyuri21 | 2019-03-13 13:20 | 瞑想


旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。


by 若山ゆりこ

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