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いつものドタバタ


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ただ今コロンボです。インドのビザを取り直しに来ました。今朝ビザセンターに行って手続きし、あとは受け取りを待つだけ。今回はエージェントに申請手続きもお願いした。本当は記入だけエージェントに頼んで、自分で手続きするつもりだったけど、明日がインドの休日だということを念頭に入れてなくて、8営業日かかると言われ、計算したら受け取りは11日の昼で、出国がその深夜。うわーまたもギリギリ

時々、受け取れる日に受け取れなかったりするという話も聞き、大事を取ってエクストラを払って業者に全部お任せ。いうことで、出国の日までフリーになった。


毎度のことだけど今回のインド出国もドタバタだった。

空港までuberでタクシーの手配をお願いしたけど一向に来なくて、40分待った時点で諦めて、路上で拾おうと思うも拾えず、タクシースタンドまで歩いて行く。しかしここでも車は出払っててないよ、と言われて焦りまくる。すでに1時間近くたっていて、今すぐ乗ってスムーズに着いても、空港に着くのは2時前。渋滞の様子もわからない。わーもっと余裕を持って出るべきだったと、後悔しても始まらない。


タクシースタンドのシークのおっちゃんに、飛行機が間に合わないと大げさに泣いて頼んだら、じゃあ探してやるよと電話してくれて、15分後くらいにようやく乗れた。空港までの道は意外と混んでなくて、1時間50分くらい前には窓口に並べた。


ところがここでも、なぜかボーディングパスは後で渡すから待ってて、と言われる。待たされてるのは私の他2人。最後まで待って窓口も閉めた後にようやくもらえた。17:35搭乗だから急いでね、と言われて時計を見ると17:28まあ、ボーディングパスもらってるし、待っててくれるよねと思いつつ、やっぱり焦る。


出国はさっさと抜けて、問題はセキュリティチェック。カバンに詰めたパソコン、カメラ、携帯も全部取り出して、エックスレイに通す。混んでいて中々出てこない。しかもハサミが入ってると止められる。ハサミなんか入れたっけー???荷物を全部取り出して探す。筆入れのなかにうっかり入れてたらしい。ハサミを渡すと、もう一回チェックに通すから、一度カバンにしまったパソコン類ももう一回取り出すように、と。


はー、まじか....イライラ最高潮

ようやくセキュリティを抜ける、こういう時に限って搭乗ゲートは端っこの方。

そしてもうすぐ着きそうなところで気がついた。

私セキュリティに携帯忘れたかも。


携帯をなくした被害総額とフライトに乗り遅れた被害総額を計りにかけて考えてみる。でも無意識にカバンに突っ込んだかもしれないし、ともかくゲートへ行って確かめよう。そしてゲートについたらディレイで人は普通に椅子に座って待っている。はー良かった、とカバンを開けて確かめると、携帯どころかマックi-ペンシルが入った筆入れまで忘れたらしい。これはヤバイ!


さっき搭乗手続きをしてくれたお兄さんがいたので、セキュリティに忘れ物したから取りに行く時間ある?と聞くと、OKといってくれたので再び小走りで、セキュリティまで。これが遠いんだよねー

でも、忘れ物はちゃんと残ってて、携帯や筆入れ、さらにメガネをいれたポーチまでまるごと忘れてたあー飛行機遅れてくれて本当に良かった!!!!

急いで取って再びゲートまで。まだ搭乗は始まってない。

疲れたでも良かった。もし飛行機が時間通りに飛んで、そのまま乗っちゃったら私の被害総額は、エアチケットよりはるかに高かった。


まあ、タクシーが来なかった、チケットを最後に渡された、の不可抗力だったけど、セキュリティに忘れ物したのは、完全に私の不注意。こういう事があるたびに、旅の神様にテストされてる気分になる、どこまで平常心を失わず落ち着いていられますか?って。すいません、今回も私は焦りまくりました。

それでも毎回辻褄を合わせてくれて、旅の神様よありがとう。


そんな経緯もあって、今回のビザ申請は全部業者にお願いしちゃったんだけど...無事に出来上がってくれるのを祈るばかりです。


そしてコロンボは雨、昨日は木が倒れるほどの嵐だったとか。今回airbnbで予約した部屋も、町の中心部で約2,000円、広くて綺麗でwifiも快調。airbnbの部屋はbooking.comで探すのより明らかにコスパがいい。でも普通の家でホストはいつも家にいるわけじゃないから(今泊まってるところもそう) 不測の事態には対応してくれない。今回のようなことがあっても、住宅街にあるので代わりのタクシーがすぐ見つからないこともある。こういう事は通常のホテルではあまり起らないので私も油断してた。コスパが良い分だけ旅人は自立が必要だし、色んな意味で余裕を持ったスケジュールで動くことが大切だなと思いました。


さて、次の宿を探しますかー









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by umiyuri21 | 2017-11-30 15:16 | 旅行

デリーの友だち

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基本的にインドの田舎に住んでいる私は、普段はあまり話し相手がいない。

気がつくと宿のスタッフと一日わずかに話すだけの日々が数週間とか普通。昔ケーララの村に住んでいた頃は、まともな話し相手は先生だけで、約半年とか。

あれー私って意外と孤独な環境でも平気なんだな、ということを再発見した。

でも別に人と話すのが嫌いなわけでもなく、友達と会う機会があればそれを心待ちにしている。


私にとってデリーは人と会う場所。ここに来ると出会いが沢山あって急に社交的になる。久しぶりに色んな人と会って、心ゆくまでおしゃべりして、美味しいもの食べて、出かけて。慌ただしく日々が過ぎていく。今のインド暮らしの静と動のメリハリは結構自分にとっていい塩梅かも。


ということで、今日もお出かけ。デリーのことなら何でもお任せ!のBlue Lotus さんの主催するお料理教室にお邪魔しました。今日メニューはバターチキンという名でおなじみのムルグ・マッカニーと里芋のカレー。ムルグ・マッカニーはBlue Lotusさんが嫁ぎ先のお母様からしっかり伝授された、代々家に伝わる秘伝のレシピ。私はチキンの代わりにパニールで作ってもらいました。

コクがあるけど、胃にもたれない、家庭のバターチキン(私のはパニールバターマサラね)ってこんな味なのか。と新たな発見。里芋カレーも最後に振りかけたシナモンとヨーグルトが効いて大人の味。


ここのおうちは、ガラムマサラの調合も代々伝わるオリジナル配合で、バターもクリームもヨーグルトも全部自家製なんだそうです。昔はオールドデリーから牛乳を大量に買ってきて、バターやクリームをまとめて手順良く作っていったのだとか。

南インドの家庭料理はかなり食べてるけど、北インドの家庭料理、特にこういう由緒正しい感じのは、実はあんまり食べたことがない!南インドではあまり使わないクリームやバターが大切な味の決め手になるんだな。カレーと言っても作り方は地方によって様々なんだなーと改めて実感。


北インドでカレーをお昼にしっかり食べると、もう夜は食事いらないって感じになるけど、今日のごはんは胃に気持ち良く収まって、夕方にお腹がグーとなり始めた。数年前にヒンディー語の先生を介して知り合った方が、近所に住んでいると判明して、急遽お洒落なイタリアンに夕ご飯を食べに行く。


みんなインドが好きで、好きなことを生かして働きながらインドで生活したいという思いは共通。人と会えばだいたいそんな話になるのも、デリーならではだなと。ざらっと灰色に霞んだ空や、物価が高いとか、決して住みやすい場所ではないけど、人が行き来して何かが起こっているという空気感がここにはある。だから色々文句を言いつつ、嫌いにはなれない街なんだよね。







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by umiyuri21 | 2017-11-28 03:30 | 旅行

デリーフリマ

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ただ今、住まいが断水中です。早朝起きたらもう水がなくて、今21時過ぎだけど、まだ出ていない。一年インドを旅しててこれだけ長時間の断水ははじめて。停電はもう慣れっこだけど、断水はキツイ。インドの暮らしはまだまだ手強いです。


今日は南デリーのアヴァロンホテルという場所で日本人によるフリマがありました。デリーでNamah Shivaya Yoga スタジオを主催している、Anandamay Aya さんのお誘いで私も「ガールズ・インディア」やコットンバッグなどを出品させていただきました!同じブースには元デヴァダシシスターズのAkikoさんのジャイプール雑貨やその友人Kちゃんのオーガニックなカフェコーナーなど、それぞれが得意分野を並べての出店。

会場には雑貨類、寿司や焼き鳥、日本のビールを売る店が並び、一体ここはどこでしょう?という雰囲気。

12時過ぎると食べ物の出店は長蛇の列。私もベジロールがあるというのでお寿司屋さんに並んでみました。ひとパック400ルピー!でも見た目も美しく、日本で買うお寿司と変わらない味。写真を撮るのも忘れて、一気に食べてしまった。


会場をウロウロしていると、ヘアカットブースを発見!前髪を切って全体を軽く整えてなんと200ルピー!というので早速お願いしました。ちょうど髪がバサバサでどうしよう思っていたところ。眉毛カットやヘナはその辺のビューティーサロンでお願いできても、ヘアカットだけはインド人にお任せする勇気がなかったので、これはうれしい!


「ガールズ・インディア」は読んだことある、と言ってくださる方が多くて嬉しかったー!みなさん活字に飢えてらっしゃるのか、快調に持ってきた10冊は完売しました。ありがとうございます!!!

「ガールズ・インディア」は2008年の出版で、もうすぐ発売から10年経ちます。本を書くことは、実働と実入りがかなり釣り合わない仕事ではありますが、自分の手を離れた後も一人歩きしてくれて、読んでもらえるというのは何事にも変えがたい嬉しさです。

しかし残念ながら今年でこの本は発売中止になってしまいます。先日発売元の河出書房新社から連絡があり、断裁される前に急遽まとめて買い取って、一部をインドに持ってきてもらいました。そんな経緯ですので、今日沢山の人が興味を持って手にとって下さって、きっと本も喜んでいると思います。


本を出版してからも私のインド通いは続くどころか加速度を増し、できればインドに住み続けたいと、あれこれ算段をするほどです。新しいネタも随分増えたので、(よりニッチな分野に走ってますが) また続編を出したいなと思っています。と書いておけば願いが叶うかもしれないので、あえて書いてみます!


インドに不可能はない!

というのは先日お会いした、インド在住30年以上の方がおしゃってた言葉。

インドの神様が味方してくれることを願って。






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by umiyuri21 | 2017-11-27 01:53 | 旅行

Life in Delhi

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私が今滞在しているのは、南デリーのマルビヤナガルというところ。日本人男性が自宅をゲストハウスにして貸している。Airbnbで見つけた。ゲストルームは部屋しかなく、片方はモーリシャス人のお姉さんが滞在している。オーナーは普段は普通に働いていて、夜に帰って来る。キッチン、冷蔵庫や棚の調味料も自由に使って良いとのこと。そんな訳で、ゲストハウスと言うよりはシェアハウスに近い雰囲気。

マルビヤナガルは大きなマーケットで庶民的な服屋や日用雑貨、食品、スナック類を売るお店がたくさん並んでる。でもなぜかレストランはあまりなく、基本的に自炊。パハールガンジ のようにすぐ外に出ればチャイが飲める感じではないので、久々に自分で毎朝チャイを入れている。東京に住んでいた頃を思い出す。


瞑想リトリートから戻って数日は情報量が多い場所に行くのが本当にしんどくて、着いてすぐにスーパーに行ったら吐きそうになったし、マーケットを歩いても、どこを見ていいか分からなくなり頭がクラクラしていた。物が大量に並ぶ中から、心惹かれるものを瞬時に探し出すなんて、考えただけでウゲーって感じ。脳が相当疲れてたんだな。

だからあんまり出歩かずに、ぼーっしていた。ああ私はもう都会には住めないのかも、と思った。

でも、昨日あたりからぼちぼち普通に歩けるようなってきて、そしたらここはとても便利な場所だと気がついた。

サーケットのモールもすぐそばだし、ハウスカズは隣駅だし、今日はGKIに行ったらオートで100ルピーかからなかった。今日はファブインディアの大量の服を見ても吐きそうにならずに、元気になった。 パハールガンジもイエローラインで一本。お腹が空いたら近所にはロールやチャートを売る店があり、今日はドーサが食べられるレストランを発見した!路地には安い服屋、仕立て屋が並んでて、探せばけっこう掘り出しものがありそうな雰囲気だ。


宿はwifiも快適に使えて、自然と夜更かしになり、ふと我に帰ると、あれ今私はどこにいるんだっけ?インドなんだよなーという妙な気分になってる。やっぱりゲストハウスよりこういう家っぽい生活は、肩の力が自然と抜けて来るのかな。

何より住んでるのが日本人だから、キッチン周りにそろってるものも日本ぽくて和む。


デリーは物価が高くて辟易してたけど、自炊してメトロに乗っていれば思ったよりお金は減らない。スーパーや八百屋で色々買って、季節の果物ほおばる。あれーなんか意外と楽しいではないか!と思い始めてる。我ながら単純。

でも12月初旬でインドビザが切れるので、スリランカ行かねばならないのだ。また南に逆戻り。

もうしばらく旅生活は続きます。









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by umiyuri21 | 2017-11-25 02:42 | 旅行

存在の耐えられない重さ

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アナディのリトリートでは、事前にスカイプのセッションがあって、個々に見合った課題が出される。今回の参加者は30人ほど、いつもより人数が少ないらしい。初参加は3人だけで、あとは古い生徒ばかり。新しい人がどんどん来て出たり入ったりするという雰囲気ではなさそう。やっぱりメソッドが特殊だからだろう。


リトリート中はサイレンスなので、それぞれがどういう練習をしているのかは分からない。朝と夜に1時間の瞑想、午前と午後に2時間づつの瞑想で一日計6時間。2時間の瞑想の間に歩行瞑想が20分。瞑想中はサイレンスの時もあるが、半分くらいはアナディのガイダンスやレクチャーが入る。アナディが来ないで生徒だけで瞑想する時もある。話の内容は時々分かるくらいで難解すぎて基本的に意味不明。ついていけない時は自分の練習をひたすらやる。


リトリート中に個人面談が2回あった。瞑想中にアシスタントの人がお知らせメモを置いて行く。指定の時間に面談用の小屋で待つ。そこで今の自分の進捗状況を説明しアドバイスをもらい、最後にエネルギーワークがあっておしまい。サットサンのような公の場で質疑応答するのではなく、生徒と先生の個人的な繋がりの中で、ティーチングが伝達される。

リトリートの10日間の滞在期間が終わったら一人でさっさと会場をチェックアウトして、外に出る。みんなはサイレンスのままさらに1ヶ月のリトリートが続く。結局初日にちらっと挨拶したくらいで、後は言葉も交わせず、目も合わせられないから、結局参加者の誰とも交流してない。横のつながりが出来にくい、面白いシステムだなーと思う。


瞑想ホールには純粋意識の象徴としてシヴァの絵が飾ってあるくらいで、特定の宗教色は全くない。その代わりあちこちに美しい花が活けられている。マントラもチャンティングもしない。アナディに対しても瞑想の最後に軽く手を合わせるだけだし、生徒が先生をグルと仰いで神聖視したり、依存するような状況をなるべく産まないように工夫されてる印象を受けた。


アナディ自身も本当にぱっと見普通のオッサンで、正直カリスマ性はそんなにないと思う。語り口も難解なことをだらだら話すので、結構苦痛なことも多かった。存在感だけでもっていかれるというタイプではない。セイントというよりは天才肌の瞑想家。だから逆にリラックスして面談が受けられたし、過剰に何かを期待することもなく、わりとフラットに向き合う事ができた。でも、ミーティングの後はいつも、鮮烈に何かに突き抜かれた感覚になった。エネルギーの印象はキーンとクリアな透明感。だから面と向かった時にドカーンと来るのでなく、後でその濃さに気づく。


瞑想中にしても、話が小難しく聞いているうちに集中力が欠けて、身体の痛みが気になりだす。モソモソしながら何とか我慢して、はーやれやれ終わったかと彼の顔を見上げると。なんだか大きな愛を感じてじわーっと来ることが多々あった。だからやっぱり只者じゃないんだろう。ちょっと宇宙人みたいと思ってた。


何といってもあまりにも話が難解だから。瞑想指導の時、ものすごい細かいポイントへ注意力向けて行く、重心のおろし方の質まで、呼び名がいくつもある。それを頭蓋骨の内部で行う。でもその通りにやれると彼のエネルギーサポートもあり、本当にシンプルそして深く、ただあるという感覚になった。シンプルにビーイングするためのドゥーイング。瞑想が終わっても身体が重く、重力に沈んだようになる。ただただ呆然とその存在の密度を味わう。

ああ、存在とはこんなに重たいものだったのかと。


それにしても、そこまで細かい区分けが必要なんだろうかそういう素朴な疑問を、ある日素直に聞いてみた。実際にそこに存在するから、それを伝えてるだけ、数学よりよっぽどシンプルだろう。難しいじゃなくてわかろうとしなさい、インテリジェンスを使いなさい。と言われた。オタク的探究なのか、普通の人類の数倍先を行ってるのか分からない。そういうところも宇宙人だなーと思う。

あの時ずっと感じていた存在の重さは、今もまだ背後に流れている。そんな状態でデリーの街を歩くのは、けっこう大変なんだけど…




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by umiyuri21 | 2017-11-24 02:07 | ヨガ滞在記

私と恋に落ちる



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アナディのティーチングのファーストステップは、純粋な主体、自分自身そのものに注意を向け、認識し、それを継続的にキープできるようになること。グルジェフの自己起想に近いけど、アナディのメソッドは注意を向ける方向や質、場所がかなり細分化されている。

マインドフルネスなどの一般的な瞑想法は呼吸や身体感覚など自分の外側に注意を向けるが、自己起想は方向が逆。呼吸に気づいている自分自身に気づく。


この純粋な気づきの状態を彼はこれまで「ステート・オブ・プレゼンス」と名付けていたが、現在はその言い方はしていなく、 Pure Me (純粋な私)」と呼んでいた。しかもピュア・ミーは一つではなく、三つのエネルギーポータル、コンシャスネス、ビーイング、ハートの中にそれぞれ存在していて、呼び名が違う。ここですでに頭がこんがらかってくるのだが


ともかく、最初は頭の後方にある、彼が名付けた「Pure Me of Consciousness 」というスポットに純粋な注意を向け、それを失わずにいるのが私に課された宿題なのである。これができない限り先には進めないのだ。アルモラで彼に最初にミーティングした時に言われた。

「誰かに恋したら、始終その人の事を考えるだろう?それと同じ、ピュアミーに恋しなさい。それはあなた自身なんだよ。自分のアイデンティティをピュアミーにシフトチェンジしなさい。

そうでなければ、どこで何をしたところで無意識のマインドに巻き込まれるだけだ。考え事をするのは悪い事じゃない、でも常にピュアミーを失わないように。」


アナディの最近の著作の中でも、本当の自分自身を知ることの大切さが繰り返し語られている。それが魂と出会う唯一の道であり、本当のセルフラブだと。

その私自身に目覚めた私が、ユニバーサルな意識(アナディ用語でUniversal I am )と溶け去り一つになるのが最終的な段階。だとしても、まずは自分を知り、本物になる、それが人間がこの世に生まれた理由だし、魂が望んでいる事。


インドを旅する中で「私はいない」という教えはたくさん聞いてきた。だから瞑想していても早く私はいない場所に行きたくて仕方なかった。

でも彼はいきなり「私はいない」に向かうのではなく、まず私を知れと強調する。スピリチュアルな伝統の中で根強く残る自己否定が、どんなに多くの魂の進化を阻んできたかと。


彼とのミーティングはあっさりしていて、プラクティカルなことしか話をしなかったが、なぜか強烈に出会ったいう感じがした。彼がきっと深い存在のレベルから話をしていたからだろう。その深い存在の底から「自分自身と恋をしろ」と言われて、ガツーンと心を動かされてしまったのだ。それは鮮烈的な言葉だったのだ、私にとって。


ああ、私がいてもいいんだ。

そうだよね、この私、いつも私のそばにいる、

探していたのは私だったんだ。

問題はむしろ私を忘れて、私がすぐに外に出て行っちゃうからなんだ。


自己認識のレッスンは、アナディから学んだ方からのセッションで、すでに教えを受けており、6月ぐらいからゆるく練習はしているのだが、一向に保てる気配がない。

瞑想中や意識している時は何とか出来ても、人と話したり焦るような事があるとすぐに飛んでしまう。だから初心者はリトリートなどの保護された環境で集中して練習する必要があるわけ。


アルモラに早めに行ったのも、そのせいで、それとリトリート合わせて17日あるから少しは定着してくれるだろうと思ったけど、結果から言えば、まだ道は遠いようです

でもさすがにリトリート期間中はひたすらそれしかやってないから、コツが分かりかけたり、一瞬シフトチェンジした?というような強烈な体験もあった。最後の方は保ちながら歩いて考え事くらいは出来てたんだけど、日常に戻って来たらあっという間に、鈍ってくる。


リトリート中、ケーララを去る前にジョシーに言われた言葉をずっと思い出していた。

あなたは本物になろうと頑張っている。

毎日の生活が偽物じゃないって分かったら本物になる。


最初は彼がどういうつもりで、それを言ったのか分からなかったけど、多分そういうことなんだろう。


そうなんだ、人生に偽物の時間は一つもない。

一息一息、今この瞬間に、私は私と出会うことができる。






























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by umiyuri21 | 2017-11-23 01:16 | ヨガ滞在記

瞑想から日常へ

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昨日デリーに戻ってきました。

10日間、サイレンスの中一日中瞑想して、いきなり世の中に放り出され、まだ頭がぼーっとしてます。普段使わない脳みそ使ってきたので、今はパソコンを見るのがしんどい。


瞑想はとても内的な体験なので文章にするのが難しいのですが、10日間ひたすら自分の内的な体験とだけ向き合ってきて外の世界に戻ると、あれはなんだったのだろう、と全てが別次元の出来事に感じます。傍目からはただ日がな座り続けているだけですが、内側では本当に色んな事が起こりました。内なる世界はこんなにも多くのポテンシャルがあるのかと驚きます。


アナディの瞑想リトリートは10日間と40日間コースがあって、参加してみて分かったのは、ほとんどの人が40日コースの参加者だったってこと!10日間の参加というと、あ、短いのねってみんな言う。10日ってあっという間だけど、それでも色んな事が起こるから、40日だと戻ってこれなくなるんじゃないかと

でも、年配のおばあちゃんなんかも参加してて、40日間の瞑想によく耐えられるなーと感心しました。一日6時間の瞑想で、ヴィパッサナーよりは短いけど、それでも10日目には腰がかなりやばい感じになって来た。

会場は野生動物公園内にあるキャンプ場で私の部屋はテント部屋。広いしそこそこ綺麗で基本的なファシリティは揃ってるけど、夜はかなり冷えるし、ネズミは入ってくるし、動物たちが周りをカサカサ動き回っている音で目が覚めます。そのぶん自然が深くて気持ちが良かったけど。


アナディのティーチングは、以前よりも相当独自で難解になっており、通好みっていうか伝統に真っ向から立ち向かい、今の主流な悟り系のティーチングと相反する所も多々あり、戸惑うこともありました。

でも、なぜかとても深く響くところがあり、今までインド、だけでなく人生の中で、色々な場所を訪れ学んだきた事、生きてきた事が一つにまとまって、ああ今ここにたどり着いたんだ、っていう予感があるのです。

少なくとも今の私には、ものすごく大切な出会いでした。


細かい話を書くにはまだ頭が戻ってきていません。

また今度!





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by umiyuri21 | 2017-11-22 02:15 | ヨガ滞在記

アルモラとドゥルガー寺院

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アルモラ滞在あっという間に1週間がたちました。
そもそも何故ここに来ることになったかといえば、アナディというポーランド人の先生の瞑想リトリートに参加するため。
リトリート自体はここから車で数時間のコルベットキャンプが会場、アナディがアルモラにもう10年以上も住んでいて、リトリート参加を申し込んだ時に、時間があるなら先にこっちに来たらと言われたから。

アナディはアジズという名前で以前何度も日本に来てリトリートを行なったことがあり、日本語訳の本も出ている。すっごく有名というわけじゃないけど、瞑想に興味がある人の中では知られた先生。本人も昔日本の禅寺で修行していた時代があったらしい。この方の素晴らしいところは、瞑想や悟りといった神秘的で曖昧模糊として、伝統によって様々な固定概念に囚われた世界を、もすごく明確に言語化してとらえたところ。でも、かなり知的で捉え方が細かすぎるから、若干複雑であんまり万人ウケはしないかも。しかも体育会系っていうか、かなりプラクティス重視。

何年か前に彼の本を読み、結構感動してずっと気になっていて、今年たまたまその本を翻訳した方と知り合うご縁があり、その流れで今回のリトリート参加を決めた。メールで問い合わせると、まず事前にアナディ本人とスカイプでのセッションを行なってくださいとのこと。げ、いきなり本人とスカイプって緊張するな...とドキドキしたけど、話すと意外と気さくなおじさんでちょっとホッとした。ビギナー向けのプラクティスをアドバイスされたあと、
「で、ところでいつ来るの?」
「え、リトリートの始まる9日から...」
「インドにいるのなら、早めにアルモラに来なさい、瞑想しやすい環境だし、直接話もできるから。」
「どのくらい、早く来たらいいのでしょう?」
「1週間でも2週間でも出来るだけ早く。」
と言われたら行くしかないよな。

というわけでデリー滞在予定を2日で切り上げそうそうにアルモラへ向かうことに。駅からのタクシーアレンジも、泊まる宿も全部アナディ先生がアレンジしてくれた。メールのレスが異様に早い。

指定された宿に行くと、アナディがバイクで現れた、大柄でごっつい本当に体育会のおじさんって感じで、全然スピリチュアルな風貌ではないのだ。そしてセッションの時間が空いたら連絡するからではまたと去っていった。
宿の周りは本当に何もない静かな場所で、宿泊客も私しかいない。事情がつかめず、周りのインド人に聞き込みをする。どうやら彼は自分のアシュラムやスクールなどは持っていなく、こうしてリトリートの時期になると、プレリトリートみたいな感じで、早めに生徒達が集まって来る。宿泊する場所も、静かで周囲と隔絶されたような宿を彼が選んでいるらしい。観光客が多いカサールデヴィの中心などには宿泊させないとか。

連絡するといって先生からは一向にセッションの連絡なし。どうやら風邪をひいたらしい。

そんなこんなで、数日一人でうろうろしていたが、全然退屈はしていない。もしかして、アナディを通してこの場所が私を呼んでくれたのかもと思ってしまうほど、ここが好きになってしまった。

特に村の中心にあるドゥルガー女神を祀るカサール・デヴィ寺院が気に入ってしまい、毎日通っている。歩いて1時間弱、往復2時間。行きはずっと上りだから結構いい運動。何かここのエナジーに心を揺さぶられ、深いところをひっくり返されてされているような感覚が起こる。深い感情に触れるような夢も出て来た。
そして、毎朝窓から差し込んでいる朝日を見ていると、無性に泣きたい気分になってくる。

今年の4月にリシュケシュに行ったときにもチャンドラバダニという山の上のドゥルガー寺院に連れていかれた。あの時はお腹を壊して一晩中うなってたんだ。ドゥルガーってやっぱり浄化力があるんだな。去年作った背中にドゥルガーイラストをプリントしたパーカーを着ているので、もしかしてコネクトしやすくなってたりとか?彼女が私に何かを語りかけてくるような感じがある。今自分にとってものすごく大切なことを。

そして昨日ようやく、アナディとのセッションがあった。30分くらいの短いセッションで、内容も本当に基本的なことだったのだけど、やっぱり強烈だった。うまくはまだ書けない、でも革命的なことが自分の中で起こりつつあるように感じている。

瞑想リトリートは11月9日から19日まで、その間はまた連絡が遮断になります。ブログもお休みです。その後のレポをどうぞお楽しみに!
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by umiyuri21 | 2017-11-08 15:00 | ヨガ滞在記

ケーララからヒマラヤへ

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Almoraに来て4日目。常夏のケーララから、秋のヒマラヤ山麓へ。日中は暖かいですが、夜はかなり気温が下がります。毛布3枚かけて寝ています。

Almoraは山の中腹に広がる町ですがそこから車で30分ほど上がると、カサールデヴィという村があります。山の尾根沿いに道走り、斜面に沿って家々並んでいます。空間が素晴らしく広がっていて本当に気持ちが良い。鳥になって空を飛びたくなるような、そんな眺めです。ここは聞くところによると、マチュピチュやストーンヘンジと並ぶ場のエネルギーが高いところらしい。ドゥルガー女神を祀る村の山頂にあるカサールデヴィ寺院は、あのヴィーヴェカナンダが瞑想してエンライトした場所と言われています。


ヴィーベカナンダといえば、カンニャクマリにもヴィーベカナンダロックと呼ばれる、彼が瞑想していた小島がありまず。今年の7月に行ったばかり!インドの南の果てとヒマラヤ、海と山。でもどちらも、エネルギーが交差してぶつかり合うような強いヴァイブレーションと、広大なスペースを感じられる場所という共通点はあります。瞑想するにはそういう漠々とした広がりの感じられる場所が向いてるのかな。


村を走る尾根に沿った道を歩くと、本当気の通りが良く、天のエネルギーが降り注いでくるのを感じます。しかあちこちに花が咲きその色が本当にくっきりと美しい。山の上でこれだけ眺めが良いのに、何故か風が吹いてない。今はもう秋で花のシーズンは終わってしまったらしいけど。ちょっとこの世じゃないみたいな気がしてきます。ケーララの水辺の眺めも天国みたいだなって思うけど、ここも天国というか、人間を超えたスピリットの息吹を感じます。インドって本当に広いなあ。


今泊まっているのは、カサールデヴィより少し下ったところにあり、尾根沿いではないですが、朝起きると窓から素晴らしい朝日がビカーっと差し込んできます。ヒマラヤですから、光の強さは強烈です。南インドとは違う。コントラストがくっきりとしています。


そんな気候なのでハーブが沢山採れるらしく試しにハーブティをー買ったら味が濃くて美味しい。はちみつやアプリコットオイル、蜜蝋キャンドルやリップバームなど、そそられる地産品結構売ってます。地元の女性たちが作るウール製品も有名です。

けっこう気に入っちゃいました、ここ。


問題は食事のヴァリエーションが少ないということ。朝はパロタかトースト、夜も昼もダルと野菜のサブジ、チャパティ。聞けば朝と夜にちゃんと食べて昼はチャイくらいで済ますことが多いんだとか。だからみんなスリムです。ケーララ人みたいに腹出てない。

あと、ネット回線は致命的です


夜はちょっと寒いけど、道産子だから寒さは我慢できる!久々の冷んやりとクリアな秋の気候を楽しんでいます。



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by umiyuri21 | 2017-11-06 14:07 | ヨガ滞在記

ニューデリー駅で見事に騙される

只今Almoraというウッタラカンド州の山奥に来ています。山の斜面沿いに小さな町が広がっています。山に囲まれた静かな場所です。
しかし、寒い…日本の11月ごろの気候かな…ケーララからいきなり来たからこたえます。

しかし…ここに来るまでまたしてもハプニング…というかありえないうっかりミス。今朝早朝、6時発のシャタブディ・エクスプレスに乗るためニューデリー駅へ。大きなトランクを持っての旅だったので、ポーターに荷物頼みプラットフォームへ向かう。

駅の入で荷物をエックスレイに通すところで役人ぽい男性にチケット見せてと言われる。そこで何気なく見せてしまった…空港でよく聞かれるから、そんなつもりで無意識にやってしまったのよね。

「このトレインは今日はキャンセルだよ、代わりに6:45からのオールドデリー駅から出る列車に乗り換えなさい。」と言われて頭が飛んじゃった。ここでおかしいと気がつくべきだったけど…泊まった宿が壁が薄くてほとんど眠れず、寝不足で頭がぼーっとしてたし、いきなりキャンセルっていうのもインドでよくあるパターンだからなあ。

「どうすればいいんですか?」近くのチケットオフィスで払い戻して、オールドデリー駅まで行けばいいよ。タクシーに説明してあげるから。そこで、えーまじ?!今日行けないかも…っていうのですっかりパニックになってしまった…今自分で書いていて、なぜこんなありがちパターンに気づかなかったのかと思うけど、魔がさしたというんでしょうか…

「本当にキャンセルなんですか?」と尋ねると嘘だと思うなら受付で聞いてこい、と言いながら一応身分証明書らしきものを見せてくれた。払い戻せるチケットオフィス経由オールドデリー駅まで300ルピーと言われた。

今思えば、払い戻しってあの外国人窓口でやるんだよね…タクシー代も高いなーと思ったが、冷静な判断力を失っていました。

でも、乗ってすぐに変だと気がついた。チケットオフィスに行くと言いつつ、どんどん街中を走っていく。何でそんなに走るの?近くじゃないの?いいや、もうすぐだと言って着いたところがどう見ても、普通の旅行代理店。働いてる兄貴達も、国の役人とは思えない。

はー…もしかして騙された…私?

すぐに駅に戻ってくれと頼む。でも素直に駅に向かってくれたから本当に助かった…駅に着くと発車30分前。急がねば!

もし、本当にキャンセルだったら?その時考えよう!駅に着いたらタクシー代は300ルピーの往復だから600だという。

ばかやろー!!でもそんな時に限って100ルピー札ないし…この際数百ルピーのお金でグダグダ言っても仕方ない、さっさと駅に入るのが先決ー!と500ルピー札を投げ渡す。

しかも急いでたからポーターに思いっきり足元見られた。騙される前にお願いしたポーターは200まで値下げしたのに…今度はみんな500ルピーだと言って譲らない。
もう時間なくて焦ってるの分かってるんだよなー

そしてセキュリティチェックに場所にはさっきの男性はおらず、プラットフォームに行くと普通にみんな列車を待っていた…そして列車は30分遅れで到着。

何事もなく出発した。

我ながら自分のアホさ加減にガックリしたが、でも何よりこうして無事に列車に乗れたのだから本当に良かった。あのゴタゴタで乗り遅れていたら…と思うとぞっとする。いや、あのタクシーで変なところに連れらてたら…被害総額ポーターにふっかけられた分もいれて1000ルピーくらいだから、可愛いものよ。

でも、こうして思い起こしても、やっぱりあの時の自分は変だった。

そういえば昨日の夜オートリキシャーに乗ってたら、ヒジュラのお姐さんたちに囲まれた。普段は物乞いにはお金は渡さないけど、お姐さんたちは無下に扱うとちょっと怖いので、お金を渡した。そしたらもっとよこせとしつこくて、困った。何とかお引き取り願ったが、彼女たちが去ったあと、ふと耳元で「マダム」と呼ばれたような気がしてぞっとした。もしかしたら本当に魔法にかかってたかも…

ああ、インドには神様も魔物も棲んでいるんです。

ともかく今日の敗因は自分で荷物が大きくて持ち運べなかったこと。普段なら自分で駅の窓口でプラットフォームを確かめる。最初からポーター任せにしちゃったこと。

荷物は軽く、到着は余裕を持って、そして何事も自分で確認しよう!旅の基本を改めて学ばされました。

帰りも気をつけます!

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by umiyuri21 | 2017-11-02 23:48 | 旅行


旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。


by 若山ゆりこ

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