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先生の誕生日

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今日はヨガの師匠、ジョシー先生の70歳のバースデー。

昨日プリーから飛行機を乗り継いで、トリヴァンドラムからタクシーでカンニャクマリ到着。飛行機を降りて一呼吸したとき「あー、ケーララの空気だー!」と本当に嬉しくなった。

緑のエキスたっぷりの空気を吸うだけで、確実に身体がゆるむ。

もはや、魂の故郷です。ケーララ

正しくはジョシーは今カンニャクマリにいて、そこはケーララではなくて

タミルナードゥで、空気の感じもちょっと違うのですが

ともかく、帰ってきたという気持ちでいっぱい。


3ヶ月ぶりに会うジョシーは、思ったより元気そう。実は数日前にまた転んだらしく、右の背中が腫れていて、体を動かすのが大変そうなんだけど。でも、顔色が良くてツヤツヤしてる。

ここ数ヶ月移動続きで、かなり疲労困憊してた私、でも会うなり「元気そうだね、大人になったね。」と言ってくれた。

この旅で色々学んだこと、分かってくれたかな。

ジョシーにあなた元気だね、と言われると本当にそう思えるから不思議。

ケーララが魂の故郷なら、ジョシーは魂のお父さんかな。

身体は本当に本当に大変そうだけど、それと存在の深さとは全く関係がないんだ、ただ存在しているだけで、私たちはOKなんだなってことを分からせてくれる。私たちはもっともっと存在の深みから出会うことができるのだと。

その時、身体の状態も年齢も国籍も、そして性別も名前も関係なくなる。

生きててくれて、出会ってくれてありがとう。


しかし南インドの空気は、本当に力抜ける。

ランチを食べたら昼寝の時間。

昼寝したら、おやつの時間。裏庭で飼ってる牛のしぼりたてミルクのチャイ。アワルという押米と黒砂糖をあえおやつ、ケーキと、バナナ。


ここにいたらまた太るなー



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by umiyuri21 | 2018-01-30 23:34 | ヨガ滞在記

プリーにて

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5日ほど前から、オリッサ州の海辺の町プリーというところに滞在している。ジャガナットという民俗神を祀る寺院が有名な場所で、ヴィシュヌ派の4大聖地。ここに来たのは理由があるのだけど、詳しくは追って。

プリーにはサンタナロッジという有名な日本人宿があり、40年以上の歴史を持つ老舗。ヴァラナシの久美子ハウスに次いで二番目の古さだそう。着いた日、このサンタナロッジに宿を取ったが、着いた時は正直廃墟のような佇まいに驚いた。w 中は薄暗く、ちょうど工事中で、建物の入り口や中庭に、土が盛ってある。天井から水はポタポタ落ちてくる、通された部屋は長滞在の旅行者が出たばかりということで、猛烈にタバコくさい。扉を閉めても、その前を工事中の作業員がわさわさ通り過ぎて行く。


ちょうど瞑想帰りで五感が鋭敏になってるので、この環境は耐え難たかった。ともかく今は研ぎ澄まされた神経を休めたかったので、近所にある同系列のサンタナホテルに移ることに。こっちは普通のホテルで、インド人のお客さんもいる。角部屋からは海が見えるし風通しも良く、やっとひと心地ついた感じ。


海はあるものの、特に綺麗でもないし、なぜここに日本人が沈没(旅人用語で長期滞在すること)するかよく分からなかった。でも数日いたらじわじわその理由を実感できた。ここでは日本人がお得意さま、困ったことがあったら、気軽に日本語で聞けるし、その対応も素早い。宿の周りのお店の人たちも、日本人にやさしい。

インドを旅していると、何でも階層化するインドゆえ、旅人にもヒエラルキーがあることをとても感じる。女より男、東洋人より西洋人がえらい。女一人旅というのは、何かと立場が弱くて、いつも騙されないように、言い負かされないように、とどこかで虚勢を張っていないといけない。何か頼むとチップを要求されたり、頼んでもやってくれないとか、疲れてると本当にうんざりする。

だからそのストレスがないだけでも本当に肩の力が抜ける。


実はこの数ヶ月ずっと右の歯の調子が悪く、疲れると歯茎が腫れて来て難儀していた。だましだまし旅してきたけど、12月ごろから慢性的に腫れてきて、治療しないとまずいと気にしてたのだ。しかし、デリーに住んでる友人に聞いても、意外とインドで歯医者に行った人が少なく、どうしたものかと迷っていた。

瞑想リトリートの時は寒かったせいか、本当に悪化して耳の奥まで腫れて詰まった感じになったり、ずっと左で噛んでいたから左の歯茎まで腫れたりしていた。抗生物質を飲んでも一旦良くなるが、すぐにぶり返す。多分根っこの問題だろうから、開けないとダメだし、治療にも時間がかかりそう。

これはもう、日本に帰って治療しなさいということだろと、一時は心を決めてみたりした。


ところが、ここでその話をすると、「いい歯医者ありますよ、日本人をいつも連れて行くところだから大丈夫。」とあっさり言われた。連れて行ってもらうと、マーケットの質素な建物一角で、大丈夫かと危うんだが、診察室に入ると立派な器具が並んでいた。歯医者さんは私の歯を見て案の定「根っこの治療が必要だから2週間くらいかかるよ。」と言う。プリーには1週間しかいないので、ここでは治療できない。今は噛むと痛いので、応急処置をしてと頼むと、

「だったら薬をあげるから、それで良くなればそのままでいいじゃないか。」と。3種類くらいの薬をもらって、その夜から薬を飲む前に腫れは急速に引いていった。人間の体なんてそんなもんかーw


とりあえず自分には今、くつろいで安心して過ごせる環境が必要なんだなと、実感した。そして日本語で用が足せるということが、これほどまで安心感を与えてくれるとは思わなかった。なかなか買えなくて困っていた、モバイルwifiSIMも一晩で用意してくれた。


聞くところによると、サンタナロッジも改装して綺麗になるようだし、少しづつ汚いバックパッカー宿というイメージを変えていこうとしているようだ。今は工事中でうるさいが、それがなければロッジの食堂で日本食も食べられるし、朝夕に部屋までチャイのデリバリーもあったり、朝ごはんにあんぱんが出てきたり、何とお刺身も食べられる。泊まっているのもみんな日本人で、シェアハウスみたいな感じで、確かに居心地良くなるのかも。


アルモラとコルベットで過ごした冬の1ヶ月で、スタミナがなくなっているのを感じたので、私もプリーに来てからは毎日魚カレーを食べている。これがまた、身のプリッとした新鮮な魚のカレーが70ルピー前後で、安くておいしい。

いつのまにかプリーの心地よさにはまって、大分元気になったような気がする。インドには本当にいろんな場所がある。ここも明らかに日本人にとっては、インドの名所の一つだろうな。










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by umiyuri21 | 2018-01-26 20:37 | 旅行

凍りつく静けさ

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19日からのコルベットパークでの瞑想リトリートに参加して、デリーに戻ってきました。1ヶ月半開けての連続参加だったので、どかーんという衝撃はなかったけど、その分深い静かな時間でした。

しかし何より寒かったー!!!


その前に滞在していたアルモラより標高が低いので、アルモラでしのげれば大丈夫だろうと踏んでいたら、湿気があって霧が出るので、アルモラよりも冷えました。乾いた寒さは北海道~関東の冬で馴染んでるけど、ああいう湿った体に染みる寒さは、慣れてなくてきつかった


でも、寒いとより深く瞑想に入れるのだという新たな発見もありました。笑

シャキーンと冷えた朝の瞑想タイムにショールで体全体を包んで座っていると、何にも音がしなくて、寒いのでどんどん内側に意識が向かっていく。深い霧の中で凍りつくような静けさが、しーんと降り注いでくるようでした。だからみんなヒマラヤの雪の洞窟で瞑想するんだね。


それ以前も20日間半リトリート状態だったので、内側に入っていきやすくなってたのか、時間もあっという間でした。以前は休み時間に、ヨガをしたりあれこれ用事を済ませていたのに、瞑想後も惚けている時間が長いのか、気がつくと次のセッションがみたいな。


リトリート期間中は、お願いすると花をデリバリーしてくれるという素敵な計らいがあり、毎日夜になるとロウソクを付けて、バラを見ながら過ごしていました。寒いせいか電気の供給量が少なく、夜でも電灯が暗い暗い。そうした中でバラの花を見ていると、その艶やかな色と花びらの美しさが、ハートに突き刺さってくるのです。晴れた昼に暖かな日差しを浴びていると、ああこの世界はなんて完璧なんだろうと、感動したり。五感に触れるものがみな、繊細に優しく、深く感じられてきます。


その分、戻ってきてデリーの喧騒に対応するのが、結構大変で

ひさびさに結膜下出血して、白目が真っ赤。やっぱりサイレントからいきなりデリーの喧騒に飛び出すのは、かなり神経に負荷をかけるようです。だから通常生徒たちは、リトリートの後アルモラに向かって、少しクッション期間を置くようですが、次回はそうした方がいいなと思いました。

何だかんだ言って瞑想って脳みそかなり使ってるんですよね。


とか言いつつ休む間もなく、明日また移動。

でも、ぼちぼち旅の区切りが見えてきました。


写真はリトリート中の友達だったバラの花。


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by umiyuri21 | 2018-01-20 21:57 | ヨガ滞在記

グリーンターラ 2018

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2018年 あけましておめでとうざいます!
新しい一年への願いを込めてグリーンターラを描いてみました。グリーンターラは慈悲を司る菩薩として、チベットではとても人気があります。

去年の5月ダラムサラ近郊のDGL尼僧院に滞在していた時、ターラ仏についてこんな話を聞きました。

その尼僧院の本堂の壁面は、それは美しいターラ仏、そして女性の修行者や帰依者たちの絵で埋め尽くされていました。ブッダやミラレパなど一部は男性の姿もありましたが、8割方は女性たちばかり。その豊かな色彩と凛とした美しさに深く魅了されました。世界にたくさんの仏教寺院は数あれど、これだけ女性ばかりが描がかれている場所はあまりないのではないかしら?

その時私が「こんなに美しい女性や女神で埋めつくされている仏教寺院は、はじめてみました!」と言ったところ、一緒にいたアイルランド人の尼僧に軽く訂正されました。「厳密に言えば、ターラは女神ではないのよ。」
「ヒンドゥー教徒にとってはターラは女神でしょうけれど、仏教には女神はいないのです。ターラは私たちにとって女神以上の存在です。彼女は言ってみれば女性のブッダ、フェミニン・エンライトメントのエネルギーを体現しているのよ。ターラにはこういう言い伝えがあって、昔高貴で徳の高い女性がいて、彼女は深い慈悲の心を持って、祈りと瞑想を続けていました。そんな彼女に偉いラマ達が言った、あなたが来世で男性に生まれ変わったら、悟りを開くことができるでしょうと、するとこう答えました、いいえ私は来世も女性として生まれてきます、と。そして彼女はターラ仏になったのです。」

「ヒンドゥー教の神々というのは、怒ったり争ったり時には恋をしたりするでしょう?でも彼女はどんなことがあっても変わらない、完全なるエンライトメントと智慧を体現しています。そして、こうも言われているわ、密教の修行中にターラがありありとした姿で現れてきたとする、そしてもしもそのターラが本物だとしたら、彼女は自分が存在しないことを知っている、って。」

この会話のあと、ますます私はターラ仏に魅了されてしまいました。グリーンターラは片足は瞑想の姿勢をとり、もう片方の足は前に出し、助けを必要としている人がいたら、即座に行動する準備ができています。悟りと現象世界の両方に足をかける姿はまさに女性の叡智の体現だと思うのです。彼女の表現する豊かさと美しさ、そしてその中心にある、透明で広大な目覚めと智慧、本当の美しさとは表面上のものでなく、こうした不変の静寂さの深い中心で花開いていくものかもしれません。そのエネルギーを少しでも近くに感じたいと願いながら描きました。

私たちの内側にそれぞれ備わっているターラの智慧が、より一層深く豊かに花開いていきますように。

2018年がみなさまにとって素晴らしい年でありますように!
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by umiyuri21 | 2018-01-01 14:15 | ヨガ滞在記


旅とヨガとイラストレーション。世界と身体と脳内をめぐる旅。


by 若山ゆりこ

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